- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県さくら市
- 広報紙名 : 広報さくら 令和7年2月1日号
日々感じた小さな想いを綴らせて頂きます。
■第44回『四里四方、そして身土不二』
NHK朝の連続ドラマ“おむすび”で「三里四方」という文字が画面いっぱいに表示された。最近、庁内で私が頻繁に述べている『四里四方』と同義で(今日は四里で書きますね)、地産地消を表す言葉だ。「四里四方の食によれば病知らず」、地元で採れる食べ物は体によく合い、旬のものは栄養価も高いから、健康で長生きできるのだ。
四里四方は16km×16kmの範囲だが、さくら市の東西は約16km、そして南北も約16kmで、まさに本市はピッタリあてはまる。
そして『身土不二(しんどふじ)』も人間の身体と土地は切り離せない=地元の食が良いことを表す言葉であり、『四里四方』『身土不二』どちらも現在二五億円超をかけて地元経済で建設中の「さくら給食センター」設立の理念だ。毎日の四千食を四里四方の食材で賄うことを目指している。もちろん、簡単ではない。給食に最も使われる野菜はじゃがいも、玉ねぎ、にんじんなどで、作付農家への支援を行う予定だ。もちろん欠かせない米、麦。そして地元食材をふんだんに使った新メニューの開発が待たれる。美味しくて安心安全、新鮮で栄養たっぷりの給食、必ず実現しなければ。
※四里四方は江戸八百八町のことでもあったそうだ。さくら市の面積は126平方キロメートル、山手線内側の面積63平方キロメートルのちょうど2倍にあたるのだが、八百八町のそれに遠からずかも。ちなみにさくら市を菱形になぞらえて求積してみると、16×16÷2=128平方キロメートルだ
さくら市長 花塚隆志
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