- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県さくら市
- 広報紙名 : 広報さくら 令和7年7月1日号
■第2回 さくら市出身
さくら市長 中村卓資
数ある国内のプロスポーツで、最も歴史があるのが相撲であり、日本文化を象徴するものの一つで国技とも呼ばれる。年間に6場所ほど開催されているが、この5月開催の場所では、日本人横綱の誕生で大いに注目を集めた。力士は場所ごとの勝敗によって格付けされ、十両以上の「関取」に上がれるか、そうでないかで、大きな差がある非常に厳しい世界なのは言うまでもない。
本市出身の生田目関がその十両で活躍してくれていることは、以前に広報紙等でも紹介してきたが、この5月場所で生田目関以外にも栃木県出身の力士が十両で奮闘していたことをご存じの方も多いだろう。その5月場所の千秋楽、生田目関を激励する機会があった。その前日までの戦績は、7勝7敗の五分、この最後の一番で次の場所以降の格付けも決まってしまう。その一番にかける土俵上の姿を、本当に手に汗握るような気持ちで見守ったが、結果、見事、千秋楽で勝ち越しを決めてくれた。
取組後、国技館を後にする生田目関と握手をし、「これからも頑張って」と伝えることができた。生田目関が勝ち越しを決めた瞬間、自分のことのように嬉しかったのは、取組前の土俵入りの際に会場中に響き渡る「栃木県さくら市出身…」というアナウンスに興奮したからかもしれない。
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