子育て 令和7年度子ども議会 小・中学生が議員を体験!

市では、将来を担う子どもたちが市議会の仕組みや市の施策などに実際に触れることで、まちづくりに興味関心を持ってもらおうと、8月6日(水)、市議会議場で「令和7年度子ども議会」を開きました。
議場では、市内の小・中学校の児童・生徒13人が子ども議員として登壇し、緊張感が漂う中、市執行部に対して子どもならではの視点で質問をしました。
議長は中学生2人が交代で務め、南那須中3年の荒井斗真さん(下川井)は、「子ども議会に参加でき、また、議長を務めることができて貴重な経験となった。議事を進行するうえでは、伝わりやすい声量を意識した」、烏山中3年の小泉玲音さん(谷浅見)は、「議長という大役に緊張した。子どものうちに、議会に関わることはなかなかないので、今回参加できてうれしかった」と話していました。
参加者と質問内容は次のとおりです。(敬称略、質問順。質問内容は要約しています)

■烏山中3年 小泉玲音
人口減少対策で、子どもから大人までが交流できる場所やイベントがあるべきと考えるが、市ではどのような交流の場所を設けているか。

■荒川小6年 佐藤ゆま
人口減少や少子高齢化が進む本市において、高齢者が日常生活を安心して暮らせるための取り組みについて伺う。

■南那須中3年 鈴木彩響
緑地運動公園・スポーツ健康館は、市民のコミュニティの場になる貴重な施設だと考えるが、今後の活用方法について伺う。

■江川小6年 落合寛樹
過去の子ども議会での公園についての質問がまちづくりにどう活かされたのか。また、今後も子どもたちの声をどう活かしていくのか。

■烏山中3年 大谷未来
市内で起業を考えている人には優先的に空き家を利用できる制度を、定住を考えている人には補助金などで支援してはどうか。

■烏山小6年 大貫美玲
少子化対策としてどのような取り組みがなされているか。また、私が提案した4つの対策のいくつかは実現可能であるか。

■南那須中3年 相吉澤瑛大
JR烏山線のキャッシュレス化は、乗客数の増加や赤字解消などが期待できると考えるが、JR烏山線存続のための取り組みについて伺う。

■境小6年 小森夕愛
年齢を問わず誰でも気軽に利用でき、地域のつながりを深めることなどが期待できる多世代交流施設を設置してはどうか。

■荒川小6年 永山瑛
人口減少に歯止めをかけるため、どのように本市の魅力をアピールし、若い世代の雇用につながる企業誘致をしていくのか。

■烏山中3年 長谷川遼
小学校3年生から中学校3年生までのソフトテニスクラブを設立してはどうか。また、部活動の顧問をクラブのコーチにしてはどうか。

■七合小6年 齋藤稟李子
少子化対策の施策や今後取り入れたい子育て支援はあるか。また、介護施設などにおける人材の確保や人材の育成の取り組みについて伺う。

■烏山小6年 檜山莉心
市の地名を活かし「カラス」をキーワードにしたまちづくりを提案する。また、魅力的なまちづくりのための取り組みについて伺う。

■南那須中3年 荒井斗真
熱中症対策や事故防止のため、小・中学校の体育館に冷暖房設備の設置が必要だと考えるが、市はどのような対策を行うのか。