くらし 消費生活に役立つ情報をお届け 消費生活センターだより

『台風・大雨・地震などの自然災害後の住宅修理トラブルに注意!』

自然災害が発生すると、それに便乗した悪質商法などの消費者トラブルが多く発生する傾向があります。被災地やその周辺だけでなく、被災地から遠く離れた地域でも発生していますので、ご注意ください。

◆事例1
台風の被害を受けたあと、突然訪問してきた業者に、「屋根が傷んでいる。今直さないと大変なことになる」と不安をあおられ、屋根修理工事を高額で契約した。

◆事例2
大きな地震のあと、「県の防災部署から委託されている。点検に伺いたい」と電話があった。不審に思ったので県に確認したら、そのような事実はなかった。

◆トラブルにあわないためのポイント
・契約を迫られてもその場では決めず、複数の業者から見積もりを取って比較・検討する。
・不安をあおる勧誘を受けた場合、業者の話だけを信じず、家族や友人に相談するなど慎重に判断する。
・契約する際は、工期や費用を十分確認する。
・訪問販売や電話勧誘販売で契約した場合は、クーリング・オフができるか考える。
・「保険を使って自己負担なく修理できる」と勧誘されてもすぐに契約せず、加入先の損害保険会社や保険代理店に相談する。

那須烏山市消費生活センター(烏山庁舎1階商工観光課内)
【電話】0287-83-1014
受付時間:平日午前9時~正午、午後1時~4時30分