くらし オーストラリアにホームステイ 中学生が他国の教育や文化を学ぶ

[中学生海外派遣事業]

英語力やコミュニケ―ション能力の向上を図ることや、国際感覚豊かな人材を育成することを目的とした市の中学生海外派遣事業が、8月2日(土)から8日(金)までの7日間の日程で行われ、市内外2つの中学校の生徒9人がオーストラリア・シドニーを訪れました。
派遣先では、ホームステイや現地の学校訪問などをとおして、オーストラリアの教育や文化、生活などを体験。生徒たちは帰国後、海外派遣で学んだことや今後の目標などを報告書にまとめました。その中から一部抜粋して紹介します。(敬称略、順不同)
また、9月13日(土)には烏山公民館で報告会が行われ、生徒たちは活動内容や個人課題の成果について英語を交えて発表しました。

■佐藤舞佳(矢板東高等学校附属中1年)
スーパーマーケットでの買い物や市内観光、学校生活などで得た経験を活かして、将来は来日した外国人が日本で快適に過ごせるような手助けをしたい。

■佐藤明佳(矢板東高等学校附属中1年)
日本とオーストラリアの文化の違いを知り、深く考えることができた。通訳者になる夢を叶えるため、今後は英語力やコミュニケ―ション能力の向上に努めたい。

■荒井智晴(烏山中2年)
ホストファミリーに積極的に話しかけたことで、英語力を向上させることができた。また海外に行けるよう、海外派遣の経験を活かして、さらに英語を上達させたい。

■島崎咲和(烏山中2年)
海外派遣を振り返ると、もっと英語が話せていれば、より楽しい時間を過ごせたと感じた。これから英語をさらに上達させ、もう一度海外に行きたい。

■本多陽希(烏山中2年)
日本とは違う環境や文化を知ることができたが、英語の聞き取りが難しく感じたため、もっと勉強したいと思った。今後、色々な国へ行き、環境への取り組みを学びたい。

■荒井美咲(烏山中3年)
英語での会話を難しく考えず、簡単な言葉やジェスチャーを用いることで、現地の人と楽しく交流を図れた。積極的になることで学びの機会が増えると気づけた。

■齋藤亮汰(烏山中3年)
現地の人のポジティブな物事の考え方や、困っている人に親切に接する姿勢を見習いたいと思った。海外派遣の経験を活かして、ボランティア活動などに挑戦していきたい。

■澤村咲希(烏山中3年)
海外派遣では、失敗を恐れず挑戦することや、多様性を尊重することの大切さを学んだ。また海外に行ったときには、もっと本格的に英語を話せるようになりたい。

■矢口慎斗(烏山中3年)
オーストラリアで過ごすうちに、英語で話すことが楽しく思えた。これからは様々な人と交流を深めるため、そして、自分の可能性を広げるために英語を学習していきたい。

※報告書の内容は市ホームページに掲載しています。