くらし 気をつけて!電話の相手はホンモノですか?警察を語る不審な電話に注意!

事例
警察を名乗る人物から電話があった。「あなたの銀行口座が資金洗浄に使われている。すでに逮捕した犯人があなたと共謀していたと言っている。LINEのビデオ通話であれば事情聴取のため出頭せずに済む。」などと言われた。言われた通りビデオ通話に出てみると、警察官とおぼしき通話相手から警察手帳の提示があったため、相手の指示に従い、住所や銀行口座などを伝え運転免許証を見せた。長時間通話が続き、金銭を振り込むよう言われたところで、不審に思い電話を切った。既に伝えてしまった個人情報が悪用されないか心配だ。
解説
・警察を名乗る電話に関する相談が寄せられています。警察署で使われることの多い下4桁が「0110」の電話番号などを表示することで、LINEのビデオ通話に誘導し、警察手帳を見せることで消費者を信用させ、個人情報を聞き出したり、捜査の一環として金銭を振り込ませたりする手口です。
・警察がLINEのメッセージやビデオ通話などで連絡を取ることはありません。
・警察からと思われる番号でも、所属や担当者名などを聞いたうえでいったん電話を切り、警察署の連絡先を自分で調べたうえで相談しましょう。
・簡単に相手を信用せず、絶対に個人情報を伝えないでください。
※不審に思うことやトラブルが生じた場合は、早めに大泉町消費生活センターにご相談ください。

問合せ:大泉町消費生活センター
【電話】63-3511