くらし 鉄道のまち大宮「大宮総合車両センター」

D51 498修繕風景

令和6年(2024年)1月~8月の間、JR東日本大宮総合車両センターでは、蒸気機関車「D51 498」のメンテナンスが行われました。メンテナンスの後半には車体内部に蓄積した錆や異物を取り除く「吹込み作業」が必要となります。「吹込み作業」とは、密閉された車体内部の蒸気圧力を高めた後、車体左右から勢いよく外に白い蒸気を吐き出し、錆や異物を取り除く作業です。その後、試運転走行や最終点検を経て、「D51 498」のメンテナンスがすべて完了しました。