子育て おとな目線×こども目線 まちづくりのヒントに
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県行田市
- 広報紙名 : 市報ぎょうだ 令和7年11月号No.953
行田市は、令和5年にこども家庭庁の「こどもまんなか宣言」の趣旨に賛同し、子どもや若者、子育て中の方々をまんなかに据えたやさしい社会づくりを推進するため、「こどもまんなか応援サポーター」に就任しました。子ども・子育て支援に向けた取り組みをさらに効果的かつ総合的に推進するため、「行田市こども計画」を策定し、子どもたちが市政に興味・関心を持つためのさまざまな取り組みを行っています。
今年度初の取り組みとして、子どもたちが望む“まち”のあり方について意見を聞くため、小学生の皆さんが「市長になったらどんなことがしたいか」、子どもたち目線の「行田のよいところ」など、小学生の皆さんのアイデアを募集する「夢のまちコンテスト」を開催しました。
■行田市こども計画(令和7年3月策定)
・基本理念
みんなで育てる「こどもまんなか」のまち
・基本施策1 こどもの権利の尊重
具体的施策(2) 「こども等の意見表明・参加の促進」
■市政に興味・関心を持ってもらうための今年度の取り組み事例
◆2025夢のまちコンテスト~みんなで描く行田の未来~
7月~9月に小学4~6年生を対象に、どんな行田の未来を思い浮かべるか、どんな行田のよいところをPRしたいかなどをテーマとした作文、絵画、動画を募集したところ、3部門計35作品の応募がありました。
全ての応募作品は11月28日(金)まで市役所本庁舎1階ロビーで展示しています。
◆一日市長体験
8月18日、中学生を対象に、子どもたちの市政への関心や郷土愛を深めることを目的とした一日市長体験が行われました。
参加した生徒たちは、庁議や決裁といった体験の他、一日市長として議場で実際の議員からの質問に答える形で自身の市政に関する考えを発表しました。
◇発表された意見の一例
― 行田市の問題点やその解決策は。また、市長としてやりたいことは。 ―
・集客できる場所づくりを行いたい。市内には魅力的な店舗が点在する一方、1カ所で食べられる、見られるといった場所がない。若い年齢層が望むのはそのような場所。伝統的な資源を活用し、それを認知することで、人が集まり、人口も増えていくと思う。
・若い世代を増やすには、他にはないような子育て支援助成金を手厚くする、商業施設をつくる、交通の便をよくすることなどが必要だと思う。費用は掛かるが、まず第一歩が重要である。
市民が協力し、誰もが住みたいと思えるようなまちにしていきたい。
◇2025夢のまちコンテストの入賞作品を紹介します
※詳細は本紙をご覧ください。
入賞作品はこちらからご覧になれます
※二次元コードは本紙をご覧ください。
問い合わせ:
行田市こども計画について…子ども未来課【電話】内線293
夢のまちコンテストについて…企画政策課【電話】内線309、312
一日市長体験について…秘書課【電話】内線317
