- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県本庄市
- 広報紙名 : 広報ほんじょう 2025年9月1日号
災害が発生すると、通信手段が使えなくなり、家族との連絡が困難になる可能性があります。
そうしたときのために、あらかじめ家族が集まる方法や場所について普段から家族で話し合っておきましょう。
皆さんの家庭での防災対策が、いざという時の安全を守ります。
■家族の命を守るため、今からできる備えをしましょう。
1 地震が起きたらどう動く?家族の行動シミュレーション
地震はいつ、どこで起きるかわかりません。また、時間帯や家族の居場所によって取るべき行動が変わります。いざという時に慌てないように、「わが家の場合」を想定したシミュレーションが大切です。
内閣府の提供する場所別想定シナリオも参照してみましょう。
▽シミュレーション例
時間帯:平日の日中
こどもは学校、大人は職場や自宅で離れ離れになっている
(1)自身の安全確保
(2)こどもは学校の指示に従う、職場では避難経路を確保
(3)家族で決めた「安否確認手段」で連絡を取り合う
2 家族で確認!防災5つの約束
いざというときに慌てないために、家族で「防災の約束」を決めておくことが重要です。事前にしっかりと話し合い、もしもの時のために必ず守る約束を決めておきましょう!
3 家族それぞれ準備しよう!非常時持出袋
非常時持出袋は「家族共用」ではなく、「一人ひとり」分けて用意するのが理想です。
年齢や健康状態に応じた準備が命を守ります。
基本セット(家族共通)
・飲料水(500ml×数本)
・携帯食(ビスケット・パン・缶詰)
・モバイルバッテリー・充電ケーブル
・懐中電灯・ホイッスル
・救急医療品・ティッシュ・マスク
・現金(小銭)
+
年齢や健康状態に応じたもの(例)
・おむつ
・ミルク
・哺乳瓶
・おもちゃ
・緊急連絡先メモ(名前・住所・親の連絡先)
・常備薬
・メガネ
・補聴器の予備
・介護用品
・生理用品
・ヘアゴム
・化粧品
▽POINT 袋はリュックで!置き場所も注意!
非常時持出袋は背負いやすく、両手が空くリュックを!
玄関やベッド脇など、すぐ持ち出せる場所に置いておきましょう。
4 防災学習センターに行こう!能美防災そなーえ
埼玉県防災学習センターでは、「地震体験」「暴風雨体験」「消火体験」等の疑似体験をとおして、防災に対する知識・技術・行動力を楽しみながら学べます。入場無料で、防災に関するイベントも開催しています。
▽施設概要
開館時間:午前9時~午後4時30分
※入館は午後4時まで。
所在地:鴻巣市袋30
※詳しくは公式HPへ。
◆POINT 事前確認が大切!
災害情報をより早く・正確に確認できるサービス
▽防災行政無線を電話やメールで確認
市では、防災行政無線で放送した内容をお知らせするメール配信サービスや、電話で確認できる自動応答サービスを行っています。
※市HPでも確認できます。
・メール配信サービス
(1)【E-mail】[email protected]に空メールを送信(上記コードからも送信できます)
※二次元コードは本紙をご覧ください。
(2)送られてきた案内メールに沿い登録
・防災行政無線自動応答サービス
【電話】22-1351(有料)
【電話】0120-17(ひなん)-8426(はよにげろ)(無料)
▽避難所の開設・混雑状況を確認
避難所の開設・混雑情報がリアルタイムで確認できるサービス「VACAN Maps」があります。
確認方法:右記コードからアクセス
※二次元コードは本紙をご覧ください。
▽災害用伝言ダイヤル
災害用伝言ダイヤル「171」は、災害発生時に家族、知人などに安否を確認する「声の伝言板」です。
もしもの時に備え、使い方を覚えておきましょう。
問合せ:危機管理課
【電話】25-1184