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■「アンコンシャス・バイアス」を知っていますか?
アンコンシャス・バイアスとは、日本語で「無意識の思い込み」「偏ったものの見方」などと表現されます。アンコンシャス・バイアスは、これまでの経験や見聞きしてきたことなどから生み出されるものであり、それ自体がいい、悪いというものではありません。
しかし、気付かないままでいると自分や周りの人の可能性を狭めてしまったり、誰かを傷つけてしまったりする場合があります。

○例えば、こんな風に思ったことはありませんか?
・男性は仕事、女性は家庭を優先すべきだ
・育児や介護は女性がするものだ
・組織のリーダーは男性の方が向いている
・女性は感情的で、論理的に考えられない
・男性は弱音を吐いてはいけない
・親戚や地域の会合で食事の準備をするのは女性の役割だ

○アンコンシャス・バイアスを減らすために
「べきだ」「普通は…」といった押しつけ・決めつけの言葉が出たら、立ち止まって考えてみましょう。また、話をしているとき、急に相手の表情がくもったり、声のトーンが変わったりしたときは、自身の言動で相手を傷つけたのではないか、振り返ってみてください。
アンコンシャス・バイアスは、完全に払拭するのは難しいからこそ、常に自分の言動を振り返り、問いかけることが大切です。

問合せ:人権市民相談課
【電話】21-1416【FAX】23-2236