くらし 特集(1) 知らなかった!自治会のチカラ(2)

【自治会の「チカラ」を紹介します!】
◆未来へのチカラ ~持続可能な自治会を目指して~
○東平中山(ひがしだいらなかやま)自治会
会長:
「高齢になって続けるのが大変」「役員の負担が重い」「自治会に入るメリットが分からない」と感じる人が増え、会員減少が進んでいます。
私たちはこの現実を踏まえ、無理を前提としない自治会活動へと運営方法を見直しています。「できる人が、できることを」を基本に、自治会花壇の管理も、散歩の延長で関われる形にするなど、負担を抑える工夫をしています。
副会長:
人手不足や役員の負担、行事の在り方など課題は多く、簡単には解決できません。ただ、当自治会には「少しずつでも良くしていこう」という建設的な考えを持つ方もおり、不合理や無駄を見直し、持続可能な形に改善を重ねています。
特に、中山祭りは、外部事業者の協力やキッチンカーの出店導入、ステージ形式への変更などの工夫により、費用を抑えつつ来場者の増加を実現しています。自治会だけで抱え込まず、関わる人の幅を広げる・関係人口を増やすことで、役員の負担軽減を図っています。
そのほか、ホームページの運営やLINEの導入などで効率化を図り、情報共有の改善を進めていますが、道のりは長いと感じています。
会長:
過去には孤独死をすぐに見つけてあげられなかったこともありました…。
自治会に入っていることで「何かあった時に声をかけてもらえる」。その安心感は、これからの地域にとって、ますます大切になると思います。小さな関わりの積み重ねが、地域を支える力になります。前例にとらわれず、無理なく続く自治会を目指しています。

◆若い世代のチカラ
○大黒部(おおくろべ)自治会
会長:大黒部自治会副会長は3人とも若く、InstagramなどのSNSの情報発信、広報紙の配布方法の変更等、若い人ならではのアイデアをいっぱい出してくれます。せっかくの提案なので「じゃあ、やってみようか」と実現に向けて動きます。たまには、軌道修正することもありますが…(笑)
副会長:会長だけに負担をかけてはいけないなと思っていますので、色々発案しています。
会長:今年度は防災資機材を整備したので、防災訓練でお披露目しようと思ったのですが、それだけじゃつまらないと言われて…。
副会長:
購入した防災資機材を使って、トン汁を作ってふるまいました。使い方も分かるし、楽しいし、おいしいし、人も集められるし♪イベントは楽しまないとですよね。
自治会って最初は面倒くさいって思っていたんです。でも会長がとてもいい方で、会長の負担が大きかったので手伝いたいなと思って役員になりました。自治会に携わってみて、色々なアイデアがまちづくりとしてカタチになっていくのが楽しいです。
会長・副会長:目下(もっか)の目標は、自治会の公民館を新築することです。拠点ができれば様々な活動の幅が広がります。こどもや高齢者向けのイベントなど、自治会員の交流の場になってほしいです。公民館の新築に夢がふくらみます。

◆防災へのチカラ
いざという時のために、単位自治会・近隣自治会が合同、又地区全体で防災訓練を実施しています。平成7(1995)年に発生した阪神・淡路大震災では、約3人に1人が近所の人に救出されたと言われています。
大規模災害時には、公的機関(行政)の「公助」(救助・援助活動や支援体制)までに時間を要します。そこで、重要なのは、近所や地域の方々と助け合う「共助」です。いざという時のために、災害時に円滑に助け合いができるように、日常から地域での助け合いについて備えることは大切です。自治会の防災訓練や日頃からの住民同士の交流が命を守ることにつながります。
自助:自分で自分を守る
共助:地域・隣近所で助け合う
公助:行政・消防・警察などが支援する

○自治会の主な防災への取組
・自主防災組織結成(各自治会)
・自主防災組織リーダー養成研修(市主催)
・防災訓練(各自治会・地区・市)
地区内の自治会長LINEによる情報収集訓練(一部地区)
安否確認訓練

【やっぱり頼りになる!自治会】
自治会は私たちの身近な生活に深く関わりがある活動を担っています。現役世代は「活動に参加する時間がない」、高齢者世代は「体力的にも自治会活動に参加できない」と加入をためらう人もいますが、こどもや高齢者の見守り、防災・防犯活動など、様々な生活の場面で頼りになる存在です。このように生活に密接な活動をしている自治会に、皆さんはきっとどこかでお世話になっているはず。
決して他人事と片付けてはいけない団体です。
皆さん!自治会のチカラが失われてしまってから「やっぱり必要だった」と後悔しても遅いのです。ぜひこの特集を通じて、改めて自治会の重要性や必要性、そして加入についても考えてみてください。

【自治会×市(行政)】
市(行政)にとって自治会は、市民と行政をつなぐパイプ役であるとともに、まちづくりに欠かせない身近なパートナーです。市が事業を行う際の相談相手でもあり、とても大切な存在です。
平成26年度には「東松山市における自治会への加入促進に関する協定」を、東松山市、東松山市自治会連合会及び公益社団法人埼玉県宅地建物取引業協会埼玉西部支部と締結し、市内転入者への加入促進を進めています。市としては自治会と協力・連携を密にして、持続可能な自治会の在り方や市との関係などについて検討し、地域社会の実情に即したコミュニティの形成を目指していきます。

◆自治会への加入はこちらへ
・お住まいの地区の自治会・町内会
・市役所地域支援課 ・各地区市民活動センター
※自治会加入は電子でも申請できます。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

特集に関する問合せ:地域支援課
【電話】21-1435【FAX】22-7799