- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県狭山市
- 広報紙名 : 広報さやま 2025年2月号
狭山の隠れたいいところを、広報課の職員が取材しお伝えします。
地域と共に歴史を刻む「ファミマ1号店」
国内外に24,000以上もの店舗を構える大手コンビニエンスストアチェーン「ファミリーマート」。全国に規模を拡大していく礎となった第1号店、実は狭山の地で産声を上げました。
昭和48年9月、(株)西友が小型店を展開していくための実験店舗として、県道所沢狭山線沿い入曽駅から徒歩約15分の場所に開店。当時はスーパーマーケットの小型店というコンセプトだったこともあり、現在の営業形態と異なる点も多く、今では当たり前となっている24時間営業なども実施していなかったようです。その後、直営店からフランチャイズ店に業態を変更。60年に現在のオーナーである鈴木さん一家へ経営を引き継ぎ、昨年には店舗の場所を約150m移動して、現在に至ります。
地域の暮らしを支える店舗として営業を続けてきた思いを鈴木さんに伺ったところ「長年この場所で営業してきたので、お客様も顔なじみの方が多いです。皆さん温かくて穏やかな方ばかりで、荷物を運んだ時などちょっとしたことでも『ありがとう』と声を掛けてくださるので、営業を続けてきて良かったと思いますね。これからも、入曽で暮らす方たちが気軽に立ち寄れる場所でありたいです」と語ってくれました。
また、この1号店が狭山にあった縁で、昨年12月にはファミリーマートの人気商品「ファミチキ(骨なし)」が市内小・中学校の給食で振る舞われました。とってもおいしそうにファミチキを頬張ったこどもたち。これから先もずっと、ファミリーマート入曽店に立ち寄った人たちからも、こんな笑顔が生まれていくといいですね。
問合せ:広報課へ
【電話】2935-3765