- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県羽生市
- 広報紙名 : 広報はにゅう 令和7年8月号
子育てでお困りのことはありませんか。そんなときは「羽生市ファミリー・サポート・センター」をご活用ください。
■ファミサポってなーに?
羽生市ファミリー・サポート・センター(以下ファミサポ)とは、子育ての手助けを受けたい方たち(依頼会員)と、子育ての手伝いができる方たち(協力会員)が会員になり、地域で育児の援助(有償)を行う組織です。
援助活動は、事務局が条件にあった会員同士をマッチングして、協力会員と依頼会員、お子さま、事務局とで、援助の日時や料金などを事前に話し合った上で始まるため、安心して利用できます。
◇活動の流れ
■どんな援助をしてるの?
ファミサポでは、主に次のような援助活動を行っています。
・保育所、幼稚園、小学校及び学童保育室までの送迎
・保育所、幼稚園、小学校及び学童保育室の終了後の預かり
・習い事への送迎
・冠婚葬祭や学校行事で外出する際の預かり
・保護者の外出やリフレッシュ時の預かり
昨年度の援助活動では、左の円グラフの通り、「小学生の学習塾や習い事等の送迎」が最も多く利用されました。
◇羽生市ファミリー・サポート・センター会員数
総会員数:236人
うち[協力会員]82人[依頼会員]145人[両方会員]9人
※両方会員…子育ての手助けを受けることもあるが、手伝いもできる方
(令和7年3月末時点)
◇援助活動の内容と件数
令和6年度総活動件数:313件
◇注意!
※病児保育は行いません。
※宿泊を伴う保育は行いません。
※子どもを預かる場合は、原則として協力会員の自宅で預かります。
■ファミサポ会員体験談
週2回の学童保育室のお迎えをお願いしている依頼会員の小西さんと、援助している協力会員の渡邊さんにお話を聞きました。
◇協力会員の声
・渡邊(わたなべ) 豊次郎(とよじろう)さん
Q.協力会員になろうと思ったきっかけは?
A.長年、市外で自営業をして暮らしていましたが、平成30年に母の介護のため、妻と羽生市に引っ越してきました。人に喜んでもらうことが好きだったことと子どもが好きだったため、令和5年からファミサポの協力会員になりました。
Q.活動のやりがいを教えてください。
A.依頼会員さんから「いつも助かります」と、感謝の言葉をかけていただいたときに、やりがいを感じます。自分の活動が子育ての助けになっていることを実感できました。
Q.依頼会員とのコミュニケーションで大切にしていることは何ですか?
A.「今日は疲れて車で寝ていた」「咳をしていた」など、お子さんの様子や体調は、逐一報告するよう心がけています。
Q.活動についての思いを教えてください。
A.ファミサポをもっと多くの方たちに知ってもらえるよう、ピーアールしていきたいです。
◇依頼会員の声
・小西(こにし) 夏子(なつこ)さん
Q.援助を受けようと思ったきっかけは?
A.夫婦共に遠方に勤めており、通勤に1時間半かかります。実家にも頼ることができず困っていたところ、職場の知り合いからファミサポ制度の存在を教えてもらい、3年前に援助を依頼しました。
Q.利用してみての感想は?
A.通勤電車の遅れを心配する必要がなくなり、時間と心に余裕ができました。協力会員さんも気さくで話しやすく、育児のアドバイスももらえて助かっています。子どもにとっても長時間学童にいると疲れてしまうので良かったと思っています。
Q.同じような状況で悩んでいる方に、メッセージをお願いします。
A.困っていることがあったら、相談してみることをお勧めします。援助を受けたことで、誰かを頼ることも大切だと感じました。育児に関して、親も子どもも、広い視点を持てたらいいのかなと思っています。
■協力会員を募集しています!
羽生市ファミリー・サポート・センターでは、現在、依頼会員の増加で、
協力会員が不足しています。お子さんが保育園や小学校へ行き日中少し時間ができた方、お仕事を退職した方、小さいお子さんが好きな方、活動に興味を持った方など、協力会員として活動してみませんか。
条件:市内在住で、心身ともに健康で子育てに理解と熱意がある方
申込み:市社会福祉協議会【電話】内線544へ。
問合せ:市社会福祉協議会
【電話】内線544