くらし 新年のごあいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鴻巣市
- 広報紙名 : 広報こうのす「かがやき」 令和7年1月号
鴻巣市長
並木 正年
■持続可能な鴻巣市を目指して
明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、健やかに輝かしい新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年は、本市の市制施行から70周年を迎える記念すべき年でした。これまで先人たちが築いてきた歴史を振り返り、未来に向けて夢と希望に満ちたまちづくりを継承するため、10月1日の市民の日に「市制施行70周年記念式典」を挙行したほか、様々な70周年記念事業を実施し、市民の皆様とともにお祝いしております。
5月5日のこどもの日には、「こどもまんなか応援サポーター」を宣言し、子育て環境の拡充に取り組んでいます。
また、SDGs未来都市の取組の一環として、「こうのとりSDGsパートナー制度」を創設したほか、7月には市内8中学校の生徒がSDGs視点で地域課題の解決策を考え、市に提案する「SDGs未来会議」を開催しました。今月1月25日には、幅広い世代の方がSDGsへの理解を深める場として「こうのとりSDGsフェスティバル」を開催し、同時にSDGsポイント制度をスタートします。
本年は、こどもまんなか社会の実現に向けた、こども・子育て施策やSDGsの取組のさらなる充実を図り、市民の皆様の暮らしを支える施策を推進してまいります。
そして、本年は、鴻巣市、吹上町、川里町が合併してから20周年を迎えます。これからも、「市民と歩む新しい鴻巣」を基本姿勢として、豊かな自然環境を守りながら、まちのにぎわいを創出し、誰一人取り残さない持続可能な市政運営を進めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、皆様のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。
鴻巣市議会議長
織田 京子
■よりよい議会運営へ
明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、昨年中は市議会の活動に対して、温かいご理解とご支援を賜り、議会を代表して厚く御礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、本市は市制施行70周年を迎え、記念式典やイベント等により、未来に向け過去を振り返りお祝いすることができました。議会活動としては、議会内の連絡手段の迅速性、正確性を向上させるため、本格的に通信アプリを導入するとともに、現在市議会ハラスメント防止条例を作成しているところです。ハラスメントはあってはならない行為であり、議会の自律権として制定を目指しています。また、各常任委員会では付託された議案以外の所管事務の調査が盛んに行われ、市長への提言及び報告等が行われました。議会のテーマである「議会改革」を進める中、その一端として議会活動が活発に行われています。
さて、本年は1市2町による合併から20周年を迎えますが、この間の街の発展は目を見張るものがあります。合併を契機として、多くの公共施設が整備されるとともに3駅周辺の整備が進み、特に鴻巣駅東口の駅前整備では、機能性、景観が近隣市の中でも素晴らしいものとなっています。今後も大いに発展することを期待しています。
議会は、市政のチェック機関としての地方議会の原点に基づき、多くの課題にきめ細やかに応えていくことが重要であります。それに加え、市政への提言等を行うことで、より一層市政進展に貢献できると考えています。議会は、この2つの側面からの二刀流により市政に向き合うことで、市政がよりよい方向へ進むよう議会運営に努めてまいります。
結びに、皆様にとってご健康で幸多き年でありますよう心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。