くらし 市長の深谷がいい話

■深谷市誕生20周年
日本は、過去に3回(明治・昭和・平成)の大きな市町村合併を経験しています。そのうち、平成の大合併(平成11年~22年)は行財政基盤の確立や地方分権の推進を目的として、全国的に推進されました。
埼玉県では、平成13年に浦和・大宮・与野の3市が合併して『さいたま市』が誕生したのを皮切りに、各地域で合併が行われ、市町村の再編が進みました。この結果、平成13年4月1日現在で92あった市町村数は、平成21年度末では64となりました(現在の市町村数は63)。
深谷市では、平成16年12月1日に深谷市・岡部町・川本町・花園町合併協議会を設置して協議が進められ、平成17年2月17日に合併協定書が締結されました。その後、1市3町の議会での合併関連議案の議決や埼玉県知事への合併申請などの手続きを経て、平成18年1月1日に、新たな『深谷市』が誕生しました。
新たな深谷市の発展と一体感の醸成を図るため、旧3町に公民館と支所機能などを併せ持つ複合施設の整備や深谷市歌を制定するなど、さまざまな事業や取り組みが行われました。合併後に誕生した深谷市イメージキャラクター『ふっかちゃん』は、市のシンボルとして世代や地域を超えて愛され、市民の気持ちを一つにする存在になりました。
令和7年度は、深谷市誕生20年という節目を迎えます。これも市民の皆さんのご理解とご協力のたまものであり、感謝を申し上げます。また、市では、この記念すべき節目を市民の皆さんと共に祝い、未来に向けた新たな出発点とするため、多数の『深谷市誕生20周年記念事業』を実施します。20周年を機に、市民の皆さんが深谷市の魅力を再認識し、深谷市に対する誇りと愛着をさらに深めていただけるよう、取り組んでまいります。

深谷市長 小島 進