くらし 〔特集〕みんなで守る、地球環境について考えよう。地球温暖化の謎を解け!
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- 発行日 :
 - 自治体名 : 埼玉県草加市
 - 広報紙名 : 広報そうか 令和7年11月号
 

最近、夏が暑すぎる、そんな声をよく聞きます。
その背景にあるのが、温室効果ガスによる「地球温暖化」。
その主な原因とされる二酸化炭素(CO2)は、私たちの生活からも生まれています。空気中に放たれたCO2は、まるで透明な布のように地球を包み込み、熱を閉じ込めてしまうのです。
一体なぜCO2が増えているのか、一緒に見てみましょう。

◆地球の嘆き
近年、体温がじわじわと上がってきています。
それによって、豪雨や極端な猛暑といった異常気象も後を絶ちません。
どうか、皆さんの力を貸してください!


◇原因(1) 電気の使い過ぎ


発電の多くは、石油や石炭・天然ガスなどの化石燃料を使った火力発電に依存しており、これらの燃料を燃やすと大量のCO2が排出される。
実は、家庭からのCO2排出量のうち、電力の使用によるものが約半分を占めている。
◇原因(2) 乗り物の排気ガス
人の移動だけでなく、物資の運搬も増えているよね…

また、乗用車やトラックなどの化石燃料を燃やす乗り物が出す排気ガスには、CO2が多く含まれている。
人ひとりが1キロメートル移動する際のCO2排出量は、乗用車が最も多い。


図1:国土交通省「運輸部門における二酸化炭素排出量」(https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_tk_000007.html)をもとに草加市作成



図2:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査家庭のエネルギー事情を知る」(https://www.env.go.jp/earth/ondanka/kateico2tokei/energy/detail/06/)をもとに草加市作成
エアコンの設定温度を1℃緩和すると、暖房で約10%冷房で約13%の電力削減に!

太陽光発電など環境にやさしい設備には、草加市から補助金が出る場合もあるよ!
上手に活用しよう!
受付期間は12月26日まで!
詳細はこちら

毎日2キロメートルの移動を乗用車から徒歩に置き換えると…
(1日2キロメートル×週5回=年間約500キロメートルとして計算した場合)
CO2は乗用車と比較して年間で約70キログラム削減
カロリー消費は約20,000カロリー!


ちりも積もれば山となる。みんなが自分事として小さな心がけを続けていくことで、CO2を減らしていくことができる!こうした行動を日常に取り入れれば、地球にやさしいのはもちろん、今までより健康的になったり、家計が助かったり、ほかにもいいことがたくさんありそうだ。

※この物語はフィクションです。設定は架空であり、実在の人物とは関係ありません。


11/22(土)13:00〜
入場無料
日時:11月22日(土)13:00~16:00(12:45開場)
場所:アコスホール
◇13:00~ らんま先生のeco実験パフォーマンス
SDGsをテーマにした実験や大型空気砲の実験など体験型の楽しいパフォーマンスです!(1時間程度)
◇13:00~16:00 体験・工作コーナー
手回し発電で走るソーラートレインの体験や、木製ソーラーカーの組み立て、ゲームの体験などもあります。
◇常設展示
パネル展示・スタンプラリー

問合せ:環境課
【電話】922-1519【FAX】922-1030
