くらし 消費生活センターだより vol.100

■『インターネットで予約したホテルや航空券のトラブル』
-キャンセル条件など、契約内容は自分自身でよく確認!-

◆相談事例
[事例1]
航空券の申し込み内容を訂正したいが、「キャンセルして取り直す必要がある。キャンセル分の航空券の代金は返金しない」と言われた。
[事例2]
ホテルの公式サイトから申し込んだ宿泊予約をキャンセルしたところ、キャンセル料が宿泊料金の100%かかると言われた。
[事例3]
旅行予約サイトからホテルと航空券を予約しキャンセルしたところ、ホテルは無料でキャンセルできたが航空券はキャンセル料がかかった。
[事例4]
予約した航空券が欠航となったが全額返金されない。旅行予約サイトと航空会社のそれぞれに問い合わせたが対応されない。

◆解説
予約する際に、「キャンセル料が100%かかる」等の条件やホテルと飛行機をセットで予約しても、キャンセル条件がそれぞれ異なる場合があります。また、日本語表示のサイトでも運営事業者が海外の事業者である場合、コミュニケーションを取ることが難しく、問い合わせに対応されないなど、思わぬトラブルにあうことがあります。

◆消費者へのアドバイス
1.申し込みを完了する前に、キャンセル等の条件や契約内容をよく確認しましょう。
2.申し込み後は、予約確認メールやマイページを確認しましょう。事業者に問い合わせを行う場合は、その内容を保管しましょう。
3.旅行予約サイトを利用する前に、サイト運営事業者の情報を確認しましょう。

問合せ:消費生活センター(市役所別館4階)
【電話】463-1111
月~金曜日(祝日、年末年始を除く)午前10時~正午、午後1時~4時