くらし 男女平等推進情報 そよかぜ No.55

■世界ランキング118位って何だろう?
皆さん、日本の世界ランキング「118位」って何の順位か知っていますか?
世界経済フォーラムが毎年発表している、経済・政治・教育・健康の4つの分野の男女平等度を表す「ジェンダーギャップ指数」で、2025年、日本は世界148か国中118位であることが発表されました。日本はずっと、G7(一般的には首脳会談に出席する7か国の総称)で最下位。「経済」と「政治」の2分野、特に「政治」分野が非常に低いことが影響し、118位という結果になっています。

●ジェンダーギャップ指数2025主な国の順位(対象:148か国)

●日本の男女平等の順位を4つの分野別に見てみましょう!

「国会議員や会社の社長などを見ると確かに女性が少ない印象を受けるよね。」

●だが、しかし!!女性も頑張っている!!
衆参両議院の議員数における女性の割合推移(全国)

資料:内閣府「女性の政策・方針決定参画状況調べ」(令和5年度)

●朝霞市議会における議員
市議会議員全体に占める女性議員の割合は、平成23年から平成27年までは4人に1人(25.0%)の割合で推移していましたが、令和5年12月の改選では、3人に1人(議員総数24人のうち、男性議員16人、女性議員8人)となっており、前回に比べ、女性議員は1人増となっています。

出典:令和7年度版朝霞市男女平等推進年次報告書(各年とも12月改選時の状況)

*参考
埼玉県議会における女性議員の割合
令和5年4月現在16.1%
埼玉県内市町村議会における女性議員の割合
令和5年12月現在25.3%
*資料
令和6年度版男女共同参画に関する年次報告(埼玉県)抜粋

●~女性が政治分野に参画することで、多様な意見が反映された社会へ~
女性議員の割合は上昇傾向にはありますが、依然として低い水準となっています。
女性が一定の割合を超えて政治分野に参画することで、多様な視点や意見が反映されやすくなり、組織全体の活性化やイノベーションを生み出します。また、男女共同参画社会を進めていくためには、あらゆる分野において、女性をはじめさまざまな人がその考え方や想いを活かす場が広がることで、多様性のある社会の実現に繋がっていきます。私たち一人ひとりに何ができるのか、この機会に考えてみませんか?

※男女平等推進情報「そよかぜ」は、公募市民の企画・編集協力員と協働し作成しています。

問合せ:それいゆぷらざ(女性センター)
【電話】463-2697