- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県北本市
- 広報紙名 : 広報きたもと 令和7年4月号
北本市教育委員会は、2月18日開催の定例教育委員会において、新たに2件を市の文化財として指定しました。これにより、北本市の市指定文化財は全体で53件となりました。
今回指定した「石戸小学校日誌」と「田島家文書」は、いずれも北本市の郷土の歴史を今に伝える史料として大変貴重なものです。市指定文化財に仲間入りしたこれらの文化財を、後世に大切に守り伝えていきます。各指定文化財の詳細は、文化財保護課へお問い合わせください。
■石戸小学校日誌(歴史資料)
同校に明治45年から残る、学校内における日々の活動記録を詳細に記入した日誌。当時地域住民の公共施設として利用されていたことから、学校史・教育史のみならず、地域の様々な活動も記されており、地域史料としても貴重。
■田島家文書(もんじょ)(古文書)
江戸幕府公認の高尾河岸(かし)で、船問屋として河岸場を取り仕切っていた田島家に残された文書群。舟運のほか、通信制度、慣習など幅広い内容の文書が継続的に残されており、近世から近代に至る当時の人々の暮らしを物語る史料として貴重。
問合せ:文化財保護課
【電話】594-5566