その他 特集 新春対談(1)
- 1/44
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鶴ヶ島市
- 広報紙名 : 広報つるがしま 令和8年1月号
鶴ヶ島市出身 埼玉新聞社記者 宮本未(みやもとみゆう)
×
鶴ヶ島市長 小川尋海(おがわひろみ)
◆もっと〝好き〟になるつるがしま。~市長と記者が語る まちの魅力~
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さんにおかれましては、令和8年の新春を健やかに迎えられましたこと、心よりお慶び申し上げます。私が市長に就任してから、早くも2か月が経とうとしております。日ごろの皆さんからの温かいご支援に、深く感謝申し上げます。
今後とも、心身ともに健やかにすごせる環境づくりや、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
結びに、皆さんにとりまして、健康で笑顔あふれる一年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭の挨拶といたします。
鶴ヶ島市長 小川尋海
◇鶴ヶ島で育った二人が、まちの魅力や未来について語り合いました。
暮らしやすさ、地域のつながり、そしてこれからの鶴ヶ島の姿とは―。
宮本未優
[出身校]
鶴ヶ島市立長久保小学校
鶴ヶ島市立鶴ヶ島中学校
[経歴]
埼玉新聞社 企画営業部
埼玉新聞社 政経部県政担当
[趣味]
博物館めぐり
市長:小川尋海です。鶴ヶ島で育ち、11月に市長に就任しました。よろしくお願いします。
宮本:埼玉新聞社の宮本です。鶴ヶ島市在住で、現在は県政担当をしています。今日はよろしくお願いします。
▽地域をつなぐ仕事、私たちの原点
宮本:実は、新聞記者になりたくて新聞社に入ったわけではないんです。大学時代、学芸員課程で博物館について学んでいました。その中で、地域と連携したイベントやまちおこしの事例に触れ、「館だけでなく地域全体を盛り上げる仕組みづくり」に強く興味を持ちました。博物館に限らず、もっと広い視点で地域に関わる仕事を探していたとき、埼玉新聞社の説明会で「埼玉に関わることなら何でもできる」という言葉に心を動かされ、応募しました。入社後は営業として企画に携わり、現在は記者として取材をしていますが、根底にあるのは「地域を元気にしたい」という思いです。
市長:地域を大切にしたいという思いが原点なんですね。私は医師から政治の世界に入りました。医師の仕事は大好きで、もう一度人生があっても医師になりたいと思うほどです。でも、一人で診られる患者さんは1日50人ほど。もっと広く、多くの人の健康や暮らしを底上げしたいと思い、政治を志しました。鶴ヶ島には約7万人の市民がいます。全員の暮らしを少しでも良くできたら、医師としての達成感とはまた違う喜びがあると思っています。
宮本:私が営業時代に挑戦したのが、雨乞行事の特集でした。お祭りなどの特集は通常、お知らせとして開催前に出すものですが、8年ぶりの復活だったので、未来に残すために開催後に特集を組みました。また、保存会の皆さんの思いを記録に残したくて、記事だけでなくパネルも制作し、市に寄贈しました。
前例のない取り組みを、心配されながらもやり遂げたことで、次の世代に残せる形になったと思います。翌日には古紙になる新聞を、10年後も手元に残す意味がある紙面を作りたいという思いがあります。
市長:素晴らしいですね。記録を残すことは尊い仕事だと思います。文化財や地域行事を未来につなぐ取り組みは、まちにとって大きな、そして大切な財産です。宮本さんは、自分でロールモデルを作るタイプですね。私も政治の世界では同じです。医師から市長になったキャリアは珍しく、参考になる前例がほとんどありません。だからこそ、試行錯誤しながら新しい道を切り開いていきたいと思っています。
