- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鶴ヶ島市
- 広報紙名 : 広報つるがしま 令和7年8月号
▼2年に1度子宮頸がん検診を受けましょう
▽子宮頸がんって?
子宮頸がんは、子宮の入り口に発生するがんです。子宮頸がんは「異形成」という前がん状態を経てがん化することが知られており、がん細胞に進行する前に、正常でない細胞の状態を細胞診という検査で見つけることができます。
無症状のときから早めに発見が可能で、早期に発見すれば、比較的治療しやすく予後のよいがんです。
▽子宮頸がんの年代別発症数・死亡数
子宮頸がんは、30歳代後半から40歳代で発症する可能性が最も高いがんです。子宮頸がんの原因は、主に性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染です。HPVはごくありふれたウイルスで多くの女性が一生に一度は感染すると言われます(感染しても必ずしもがんになるわけではありません)。
日本では年間約2900人、一日当たり約8人が子宮頸がんで亡くなっています。
◇あなたの不安を解決!子宮頸がん検診QandA
Q 検診ってどんなことをするの?痛みがあるの?
A 検診は、約15分!
医師による聞き取りと、細胞の採取だけです。
大きめの綿棒で子宮の入口を軽くこすり、細胞を採取します。この際に痛みはほとんどありません。
さらに検査が必要になったら、次のステップの検査を受けましょう。
Q 今、検診する必要があるの?
A 国で、20歳から受診することが望まれています。子宮頸がんは若い女性でもかかる病気だからです。
2年に1度の検診が推進されています。
定期的に受けることを忘れないようにしましょう。
Q 費用は?
A 市の助成があるため、自己負担1200円で検診を受けることができます。
今年度無料クーポン対象の方、70歳以上の方は無料で受診できます。
〈子宮頸がん検診の流れ〉
1 10月17日(金)までに保健センターへ直接または下記専用フォームから申し込む
2 受診券が届く
3 医療機関を選ぶ
4 検診を受ける
5 結果を確認する
[子宮頸がん検診]
対象:20歳以上(平成18年4月1日までに生まれた方で前年度未受診の方)
期日:令和8年1月31日(土)まで
実施医療機関:
・ヒロレディースクリニック
【電話】049・272・0164
・Aiclinic((アイクリニック)
【電話】049・277・5225
・小川産婦人科小児科
【電話】049・281・2637
・清水医院
【電話】049・281・0158
・吉松医院
【電話】049・281・0532
料金:1200円
持ち物:受診券、健康保険証、マイナ保険証または資格確認書、個人負担金(免除になる方は別途必要書類有)
申込み:10月17日(金)までに保健センターへ直接または専用フォームから
問合せ:同センター
【電話】049・271・2745
▼感染症を防ぐために蚊に注意しましょう
ウイルスなどの病原体に感染した人や動物の血を吸った蚊に刺されることで、さまざまな感染症にかかる恐れがあります。蚊が媒介する感染症にかからないためには、一人ひとりが、感染症の流行地域で蚊に刺されない、住まいの周囲に蚊を増やさない対策をすることが重要です。
※蚊の活動はおおむね10月下旬ごろで終息します。これらの対策は10月下旬ごろまでを目安に行いましょう
▽感染症流行地域では、蚊に刺されないようにしましょう
・海外へ渡航する際には、渡航前に現地での流行状況を把握しましょう
・もし蚊を媒介とする感染症の流行地域へ渡航される場合には、蚊に刺されないように万全な対策をしましょう
・屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されない対策をしましょう
▽住まいの周囲に、蚊を増やさないようにしましょう
・蚊は、植木鉢の受け皿や屋外に放置された空き缶に溜まった雨水など、小さな水たまりで発生するので、日ごろから住まいの周囲の水たまりを無くすように心掛けましょう
申込はこちら(本紙21ページにQRコードを掲載しています)
問合せ:保健センター
【電話】049・271・2745