くらし 身近な人の少しの変化。もしかしたら、それは小さなSOSかも。

■~9月10日から16日は自殺予防週間です~
▽あなたもゲートキーパーに
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけてあげられる人のことです。特別な研修や資格は必要ありません。周りで悩んでいる人がいたら、やさしく声をかけることから始めませんか。声をかけあうことで、不安や悩みを少しでも和らげることができるかもしれません。

「最近、元気がないな」
「なんだか、いつもと話し方が違うな」
など、大切な人の小さなサインに気づき、声をかける勇気を持つこと。
それだけで、救われる命があります。

▽ゲートキーパーの役割
〇気づき・声かけ
元気がない、ため息が多い、食欲がない、眠れていないなど、身近な人のいつもと違う様子が気になったら、自分なりに声をかけてみます。
〇耳を傾ける
しっかり相手と向き合い、言い分をそのまま受けとめます。うなずくだけでも十分です。これまで苦しんできたことをねぎらうことで、相手は「自分は独りでなかった」と安心できます。激励や説教は禁物です。
〇つなぐ
相談を受けた側は、一人で抱えず、内容によっては早めに病院や相談機関の専門家につなぎます。本人のプライバシーを守りながら、家族や上司・友人らの協力を求めます。
〇見守る
世話を焼き過ぎず、少し気に留める程度で、いつもと変わらぬ態度で、温かく、長い目で見守ります。

◇その気持ち、誰かに話してみませんか
心に抱えきれないほどの不安や孤独を感じたとき、誰かに話すこと、頼ることは難しいものです。でも、あなたは一人ではありません。日本では今も、多くの人がこころの健康について悩みを抱えています。9月10日から16日までの「自殺予防週間」は、そんな悩みを抱えるあなたや、大切な人のSOSに気づくための大事な一週間です。

問合先:障害者福祉課障害者支援担当