- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県吉川市
- 広報紙名 : 広報よしかわ 2025年7月号 No.834
■ストレスのセルフケア
こころの病気の予防には、ストレスと上手に付き合うことが大切です。ストレスを溜め込んでしまうと、心身の病になることもあります。
ストレスと上手く付き合うには、バランスの良い食事・睡眠・軽い運動、その他にはリラックスすることなどが有効です。おすすめのリラックス法は、五感の刺激を意識してみることです。
例えば、好きな音楽やヒーリングミュージックを聴いたり(聴覚)、綺麗な景色をながめたり、芸術鑑賞を楽しんだり(視覚)、温かいお風呂にゆったりつかったり、触り心地の良い毛布にくるまったり(触覚)、香りの良い入浴剤やお香の香りを楽しんだり(嗅覚)、好きな食べ物や飲み物(味覚)など、心地よい感覚に触れることで、麻痺していた感覚も回復してくるでしょう。たまには頑張っている自分にご褒美をあげてみて下さい。
また、普段からちょっとしたことを話せる家族や友人をつくっておくのも良いです。誰かに話すことで考えがまとまり、ご自身とは別の角度からの見方や、違う考え方があることに気付いたりもします。解決が難しそうな時には、長いスパンで考えると楽になるかもしれません。
それでも、自分では対処が困難だと感じた際には、専門機関に相談することをお勧めします。
吉川松伏医師会
美南こころの森クリニック
若松 敬子(わかまつけいこ)先生
■献血にご協力をお願いします
場所:越谷レイクタウン献血ルーム(イオンレイクタウンmor1階)
受付時間:
[成分献血]午前10時~午後4時30分
[400・200ml献血]午前10時~午後5時30分
問合せ:【電話】987・3737
■あなたの脈乱れていませんか?
脳卒中は寝たきりになる原因の1位となっています。脳卒中には、脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血の3種類があり、脳梗塞が多くを占めています。
脳梗塞の中でも、前触れなく突然発症し、最も重症度が高く後遺症が残ることが多いといわれている心臓が原因で起こる心原性脳塞栓症があります。
◇心原性脳塞栓症とは
心臓の中にできた血栓が脳まで運ばれて脳の血管に詰まり脳の細胞が壊死する疾患で、動悸、息切れ、胸痛が現れることもあれば、無症状のことも多いのが特徴です。
心原性脳塞栓症の予防には、原因となる心房細動と呼ばれる不整脈の早期発見と適切な治療が重要です。
次の方法でご自身で気付くことができます。
◇セルフチェック方法(自己検脈)
1 人さし指、中指、薬指の3本の指を少し曲げて、反対の手首の親指側を触ります。
2 ドッドッと脈に触れるまで徐々に強く抑えましょう。
3 脈に触れて、脈の打つ速さやリズムが規則的かどうかか確認しましょう。
脈が速く(通常は1分間に50~100回)リズムが不規則なときは、医師にご相談ください。
また、定期的に健(検)診を受け、自分の体の状態をチェックすることも重要です。
■無料口腔衛生相談(要予約)
「歯並びが心配」、「口臭が気になる」など、お口のことで気になっていることはありませんか。
吉川歯科医師会では、無料の口腔衛生相談を実施しています。電話予約の上、来院してください。
◇7月の当番医(吉川歯科医師会)
・横川歯科医院
【電話】982・7482
・さくら歯科医院
【電話】940・3814
問合せ:健康増進課
【電話】982・9803、9804