- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県ふじみ野市
- 広報紙名 : 市報ふじみ野 令和8年1月号
市報1月号の新春座談会。今回のテーマは「ふじみ野市と共に歩んだ20年私たちが想い描くまちのすがた」です。
10月1日に市誕生20年を迎えたふじみ野市。同じく今年20歳になる6人の皆さんに集まっていただき、ふじみ野市で育った20年を振り返るとともに、将来の夢や今後の目標について、高畑市長と語っていただきました。
○永井 幹大(ながい かんた)さん
葦原中学校卒業
趣味:音楽を聴くこと、演奏すること
大人になったと感じた食べ物:秋刀魚のはらわた
○長田 莉音(おさだ りおん)さん
大井西中学校卒業
趣味:ダンス、お菓子作り
大人になったと感じた食べ物:お酒、わさび
○向後 瑠輝也(こうご るきや)さん
福岡中学校卒業
趣味:ドライブ、旅行
大人になったと感じた食べ物:レバー
○島﨑 温斗(しまざき はると)さん
花の木中学校卒業
趣味:鉄道旅行、歴史学の勉強、ポケモンのゲームをすること
大人になったと感じた食べ物:みょうが
○堀江 陵太(ほりえ りょうた)さん
大井東中学校卒業
趣味:音楽
大人になったと感じた食べ物:ゴーヤチャンプルー
○藤井 真尋(ふじい まひろ)さん
大井中学校卒業
趣味:電車の窓からの景色を見ること
大人になったと感じた食べ物:ワイン
市長:皆さま、新年明けましておめでとうございます。
新春座談会は今回で15回目を迎えました。ふじみ野市は、令和7年に誕生20周年を迎えました。皆さんは、まさにこの市の歴史と共に人生を歩んでこられました。それぞれの視点から20年を振り返り、これからのふじみ野市を考える大切な時間にしたいと思っています。
今回は「ふじみ野市と共に歩んだ20年 私たちが想い描くまちのすがた」というテーマで、20歳になる皆さんと直接対話できるということで、私も年の初めから大変楽しみにしていたところです。
◆思い出トーク
まずは皆さんから、ふじみ野市で育った20年の中での思い出をお聞かせください。
永井:特に思い出に残っている場所は、福岡河岸記念館です。自宅からも近く、小さい頃から家族と何度も訪れました。小路にたたずむ木造の建物に足を踏み入れると、昔のふじみ野が川の交通の拠点として栄えていた時代の息づかいが感じられます。館内には、当時使われていた商いの道具が並び、人々が暮らしを営んでいた様子を想像するのが楽しくて、何度行っても飽きませんでした。
長田:大井中央公民館が思い出に残っています。幼少期からダンスを習っていて、毎週ここでレッスンを受けていました。ふじみ野市民文化祭では、照明があってたくさんの人が入る大きな舞台で踊ることができました。これは私にとって貴重な経験で、とても記憶に残っています。令和5年にステラ・ウェストになってしまったことに対しては、最初は少し寂しい思いもありましたが、図書館を含むさまざまな設備が増え、市民がより使いやすく生まれ変わったことは嬉しく思います。
島﨑:思い出に残っている場所は母校でもある花の木中学校です。当時は生徒会に所属しており、学校をより良くするためにさまざまな活動に取り組んだ事や、部活動を一生懸命頑張った事など数え切れないほどの思い出が詰まっています。
出来事としては中学2年生時の上福岡七夕まつりです。このお祭りでは竹飾りコンクールの審査員を務めさせていただいた事もあり、より一層お祭りを楽しむ事ができました。
向後:コンフォール上野台が思い出に残っています。夏休みは毎日ラジオ体操に行き、正月には餅つきもありました。小さい頃からたくさんの人と関わり、たくさん遊んだ思い出の場所です。あとは福岡中央公園も印象に残っています。友達と一緒に遊んでいました。
藤井:おおい祭りは今でも行きます。子どもや家族や私世代の人も多く集まる好きな夏のイベントです。また、懐かしの友達と会える機会でもあるので、お祭りとしても、久しぶりの友達と会う場所としても楽しいです。毎年思い出に残っています。あとはイオンも近くにあるため、家族や友達で行っていました。
堀江:いざ振り返ってみると、一番に浮かんでくるのは南台あすなろ公園の存在です。今でも絵を描くときに行ったりします。昔から、友達と遊ぶのも、物思いにふけるのもこの公園でした。大きな遊具と広場に緑が美しいこの場所は、子どもたちの元気な声に溢れ、時に物静かで葉擦れの音ひびく、まさに地元の公園と言えます。今でも私の大切な思い出の場所です。
市長:ありがとうございます。皆さんの思い出から、幼少期の公園での遊びや、施設や学校でのイベントなど、皆さんの人とのつながりやふじみ野市での大切な風景が垣間見えました。
それでは、ふじみ野市に住んで良かったと思う事がありましたらお聞かせください。
◆ふじみ野市に住んで良かったと思うこと
堀江:家族や友達と楽しめる商業施設や公園が充実している点と、上福岡七夕まつりやおおい祭りなどのお祭りが毎年盛んな点です。家族や友達と気軽に遊びに出かけられるような場所の存在は、私の生活をより一層豊かにしてくれました。また、活気あふれるお祭りはふじみ野市の魅力そのものであり、住み心地の良さにつながっていると強く感じています。
長田:ご近所さんとの関わりが強いことです。コロナが流行する前は、地域の人たちが集まって新年会などをしていました。今はこのような地域全体での集まりはなくなったように感じてしまいましたが、それでも、私が学校に行く時に挨拶をしてくださったり「いってらっしゃい!」と声をかけてくださったりする方が多く、毎日人のあたたかさを感じています。
島﨑:都心へのアクセスも良く、市内の至る所にお店や商業施設があるので、住んでいて本当に良かったです。また、新河岸川や権現山、大井弁天の森などの自然も市内各所に点在し、日頃から緑を感じられる環境があるのも良かったです。
藤井:一時期、散歩にハマっていて市内のさまざまなところを歩いていましたが、街灯や人通りもある程度あって一人でも怖い思いをしたことがなかったのが良いところだと感じました。公園や自然が多く、治安が良いという点も良いところだと思います。
向後:交通の便がとても良く、TJライナーが停まったり、副都心線で横浜などへ直通電車で行けることや、意外と何でもそろっているところはとても良いです。
永井:ずっとふじみ野市で暮らしてきましたが、本当に住みやすいまちだと感じています。便利さと、落ち着いた住宅地の穏やかさのどちらもあり、良いバランスが取れていると思います。人も穏やかで温かく、知らない人でも挨拶を交わすような、さりげない優しさを感じる場面が多くあります。
どこか特定の場所だけが目立つわけではありませんが、良い意味でそれこそがふじみ野市の良さだと思います。特別な刺激がなくても、安心して暮らせる環境がある。このまちの一番の魅力です。
市長:皆さんの言葉から、便利さと自然の豊かさ、そして人のあたたかさが共存する「ちょうど良いまち」という印象を受けますね。
私自身も、ふじみ野市に数十年住んでいますが、人のあたたかさには毎回感謝しています。
それでは、若い世代の視点から、市や地域にもっとこうしてほしいという要望や期待がありましたら、遠慮なくお聞かせください。若い世代ならではの視点で、率直なご意見をいただければと思います。
