健康 ≪特集≫熱中症 学んで、防ごう!(3)

◆熱中症予防のポイント
○こまめな水分補給
一度にたくさん飲んでも排せつされてしまいます。喉が渇かなくても、定期的にコップ1杯程度の水分補給を習慣づけしましょう。

○生活習慣を整える
寝不足は、体温調節機能を低下させるので、しっかり睡眠をとる、1日3回バランスのよい食事で体調を整えるなど体調管理に気を付けましょう。
また、ウォーキング、筋トレ、ストレッチなどの運動を汗ばむ程度の強度で20〜30分行い、暑さに負けない体力をつけましょう。

○体を暑さに慣らす
体が暑さに慣れることを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」といいます。本格的に暑くなる前から、軽い運動や湯船につかる入浴など意識して汗をかき、体を暑さに慣れさせることが大切です。数日から2週間程度かかりますので、余裕をもって備えましょう。

■熱中症の応急処置
もし、あなたのまわりの人が熱中症になってしまったら…。
落ち着いて、状況を確かめて対処しましょう。
最初の措置が肝心です。

出典:環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」p.26

◆警戒情報を受信し予防行動を
熱中症の危険性が極めて高くなると予測された場合に「熱中症警戒アラート」が、また熱中症により健康への被害が生じるおそれがある場合に、更に一段上の「熱中症特別警戒アラート」が環境省より発表されます。
「ふじみ野市Fメール(保健センターからのお知らせ)」を登録すると、暑さに応じた熱中症情報を受信できます。
詳しくは市ホームページをご確認ください。

◆熱中症対策普及団体を募集します
気候変動適応法第23条により、熱中症になりやすい高齢者への直接的な声かけや、見守りなど熱中症対策の普及啓発の事業を行う団体を募集します。
詳しくは市ホームページをご確認ください。

◆熱中症特別警戒アラートの発表でクーリングシェルターを開放
熱中症特別警戒アラートが発表されたときは、クーリングシェルターとして次の施設を開放します。
自宅にエアコンがあり涼しい環境が確保できる場合は、クーリングシェルターへの移動は必要ありません。熱中症対策は適切な水分補給や外出を控えるなど「暑さを避ける」ことが大切であり、熱中症予防行動を実践することが重要になります。

※施設ごとに開放時間帯や定員が異なります。

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問合せ:保健センター
(【電話】049・264・8292)