くらし 【特集】大雨に備える

雨の多い季節になってきました。
最近は、大雨や台風のほか、線状降水帯(広い範囲に長時間強い雨を降らせる線状に伸びた雨雲)など、気候が数十年前とは大きく変わってきています。
道路や住宅の浸水、アンダーパスの水没など、私たちの住む白岡市も大雨による被害は他人事ではありません。
今月は、水害から身を守るための基礎知識についてご案内します。大雨に備えましょう。

大雨が降り続き、水害が迫っている…そんな時の避難場所は主に三つあります。一つは自宅など、建物の2階。住み慣れた場所であればストレスは小さく、避難場所へ移動する際の危険や感染症のリスクを避けることができます。
浸水の影響を受ける建物にいるかたは、市が開設した指定避難所に早めに避難しましょう。避難所の開設は、安心安全メールなどでお知らせします。
また、水害の影響を受けない、遠い場所にある親戚や知り合いの家などに避難することも手段の一つです。これを「遠方避難」といいます。

・自宅など建物の2階
・指定避難場所(小中学校など)
・遠い場所にある親戚・知人宅・宿泊施設など

■大雨や台風、線状降水帯に備える情報収集の方法を確認しましょう
大雨や台風、線状降水帯が発生すると、防災行政無線による放送は雨音や雨戸に遮られ、聞こえにくくなります。
防災行政無線の放送以外でも災害情報を入手できる手段をご紹介します。

◎防災無線フリーダイヤル
災害や気象要件などで放送内容が聞き取りにくい場合は、音声で放送内容を無料で聞くことができます。
【電話】012-0055-757

◎安心安全メール(事前登録が必要です)
防災行政無線の放送内容や、その他市のお知らせを配信します。
冠水地点や避難所開設情報などもメール配信しますので、ご活用ください。
※二次元コードは本紙3ページをご覧ください。

◎LINE及びX(エックス)(旧Twitter)(友達追加・フォローが必要です)
市ではSNSを活用した情報発信を行っています。
・LINE
友達追加していただき、受信設定画面の「お知らせ受信設定」で「白岡市防災メール」を選択すると、防災・防犯情報が受信できます。
・X(旧Twitter)
白岡市(@shiraokasaitama)をフォローすると、市からのお知らせのほか、防災・防犯情報も入手できます。
※二次元コードは本紙3ページをご覧ください。

◎戸別受信機(貸し出しには申請が必要です)
防災行政無線の放送が聞き取りにくい地域にお住まいの次のかたを対象に、無線放送を自動受信する受信機を貸し出しています。
(1)市内に住所があり、居住しているかた
(2)携帯電話を所有されていないかた
上記の(1)(2)の要件を満たし、次の(1)~(4)のいずれかに該当するかた
(1)世帯構成員の年齢が75歳以上のかた
(2)身体障害手帳の交付を受けているかた(1級または2級に該当するもの)
(3)療育手帳の交付を受けているかた((A)またはAに該当するもの)
(4)精神障害者保健福祉手帳の交付を受けているかた(1級に該当するもの)

・ヒザくらいの深さ(50cm程度)になると、大人でも歩くのが困難
・30cmを超えるとエンジン停止
・10~30cmでブレーキ性能低下

問合せ:安心安全課防災担当
【電話】0480-31-8990