- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県小川町
- 広報紙名 : 広報おがわ 令和7年5月号
■「がんを遠ざける!」5つの健康習慣とは?
日本人の2人に1人が一生のうち一度はがんになると言われています。日本人を対象としたこれまでの研究の結果、がん予防について、「たばこ」「お酒」「食生活」「運動習慣」「体重」の5つすべてに配慮した健康習慣を実践する人は、0または1つしか実践しない人に比べ、男性は43%、女性で37%がんになるリスクが低くなるという推計が示されています。5つの健康習慣を実践することでがんリスクは減少します。できそうなことから取組み、1つでも多くの健康習慣を身に着けていきましょう。
・たばこ…吸っている人は禁煙を。吸わない人に対する受動喫煙防止への配慮も大切です。たばこは何らかのがんになるリスクが約1.5倍高まります。
・お酒…日本人男性のがんの約13%が1日2合以上の飲酒習慣によりもたらされると考えられています。また女性の方が飲酒の影響を受けやすく、より少ない量でがんになるリスクが高くなるという報告もあります。飲酒は肝細胞がん、食道がん、大腸がん、頭頚部がん、男性の胃がん、女性の乳がんと関連があります。
・食生活…「減塩」「野菜・果物をとる」「熱い飲み物や食べ物は冷ましてからとる」ことで胃がんや食道がんのリスクが低くなります。
・運動習慣…男性では大腸がん、女性では乳がんにおいて、身体活動量が多い人ほどリスクが低下することが分かっています。
・体重…男性ではBMI21.0~26.9、女性は21.0~24.9で、がん死亡のリスクが低いことが分かっています。痩せすぎにも太りすぎにも注意しましょう。
※BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
がん検診を受けて、がんの早期発見・早期治療にもつなげましょう!
問合せ:小川町健康福祉課 保健衛生担当
【電話】内線157・158