- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県川島町
- 広報紙名 : 広報かわじま 2025年9月号 Vol.785
■日頃からコツコツと!災害への備え
自分や周囲の人の命を守るために、まずは備蓄品を準備しましょう。災害時に備えて、最低3日分の水と食料、携帯トイレが必要です。詳しくは、町ホームページのハザードマップをご覧ください。
◆命を左右します!トイレの備え
災害発生後の断水時、避難所の仮設トイレは、十分な数が用意されるまでに時間がかかる可能性があります。
トイレを控えるために水分や食事を我慢し、体力が低下したことで「エコノミークラス症候群」(※)などを発症してしまうこともあります。そのため、一人ひとりが携帯トイレを備えておくことが重要です。
※…下肢の血流が悪くなる病気で、片足の腫れやむくみ、胸の痛み、呼吸困難の症状が現れます。
○被災後、何時間でトイレに行きたくなったか
普段あまりトイレに行かない方でも、被災のストレスやトイレが使えない不安から、トイレに行きたくなります。
(出典/日本トイレ研究所「東日本大震災3.11のトイレ」)
3割の人は3時間でトイレに行きたくなります!
○携帯トイレの使い方
携帯トイレは、凝固剤や吸水シート、袋がセットになっており、洋式トイレなどに取り付けて使用します。被災した時にいざ使おうとしても大変なので、平時に試しておきましょう。
(1)便器にポリ袋をかぶせて、便袋(べんぶくろ)(し尿を貯めるための袋)を設置。
(2)用を足す。
(3)凝固剤をまんべんなくかける。
(4)においが漏れないよう、袋をしっかり結んで保管。
※使用後は、燃えるごみに出すことができます。
「これでばっちり!」
■断水に備えた町の取組み
○町内事業者と井戸水の供給に関する協定を締結
令和6年能登半島地震では、広い範囲で水道が止まり、数か月経っても水が使えない事態が起こりました。
町では、断水時の生活用水を確保するため、8月8日(金)に「災害時における井戸水の供給に関する協定」を町内13事業者と締結しました。
・協定締結事業者一覧(※順不同)
事業所内の井戸水は、洗濯や風呂、トイレなど飲用以外の生活用水として、地域の皆さんに使用されます。
○探しています!井戸水を無償提供していただける方
災害による断水時に、生活用水として井戸水を無償提供していただける方を探しています。町内で井戸を所有している方で、ご協力いただける方は総務課までご連絡ください。
※災害用井戸として登録するには、一部要件があります。詳しくは、町ホームページをご覧ください。
■防災訓練にお越しください!
消防団による倒壊家屋からの救出救助訓練、放水体験の実施を予定しています。
日時:11月9日(日)
場所:旧小見野小学校
問合せ:総務課 防災対策室
【電話】049-299-1753