- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県小鹿野町
- 広報紙名 : 広報おがの 令和7年9月号
■「夏まつり行事」
今月号広報の表紙でも紹介されていますが、小鹿野の夏まつりが7月25・26日の2日間行われました。
小鹿野の夏まつりは、小鹿野の市街地の春日町、上一丁目、上二丁目、原町で行われ、昔から「お祇園」とも呼ばれてきました。各町内で疫病除けとして八坂神社・八雲神社が祭られ、大人の神輿が担がれ、春日町・新原では子ども神輿も担がれました。
旧暦6月15日を中心に行われる「天王さま」という夏の行事があります。各地の八坂神社=天王社が悪疫退散を祈願する牛頭天王を祀っているところからそのようにいわれています。牛頭天王はもとインドの祇園精舎の守護神ともいわれ、頭上に牛の頭を持ち怒りを表した顔の神です。
疫病除けの神として広く信仰され、日本中の「お祇園」や「天王様」などと呼ばれる夏まつりが行われています。
町内で特色ある夏まつり行事としては、両神小森間庭の八坂神社(天王社)の祭り「間庭の甘酒まつり」(町指定無形民俗文化財)があります。麦甘酒を醸して、悪疫払いを祈願するお祭りですが、文化財の指定を受けている甘酒に係るお祭りとしては、継続されている唯一のものです。
各行事とも、以前とは内容が変わってきている部分もありますが、地域の人々により存続されています。
問合せ:生涯学習課
【電話】75-0063