- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県寄居町
- 広報紙名 : 広報よりい 令和7年2月号
■振り返る10年
この10年、少子高齢化・人口減少が進行する中、人工知能(AI)やビッグデータの活用、技術革新によって社会の在り方は大きく変化しました。
寄居町では、ブータン王国やメアリズビル市(アメリカ合衆国オハイオ州)との国際交流や寄居駅南の中心市街地活性化事業に取り組みました。
また、寄居町出身のスポーツ選手が大いに活躍し、スポーツの盛んな町としても注目されました。
▽2015(平成27年)
3月 東武東上線鉢形駅リニューアルオープン
7月 中学生海外相互交流事業開始 日本の里風布館リニューアルオープン
12月 出張美術館in寄居開催
▽2016(平成28年)
4月 阪神タイガース・原口文仁選手(城南中出身)プロ初出場
7月 男衾駅東西自由通路・新駅舎供用開始
8月 設楽悠太選手(男衾中出身)がリオ2016オリンピック陸上男子10000mに出場
10月 八王子市・小田原市と姉妹都市盟約締結 ブータン陸上オリンピックチームの事前キャンプ実施協定を締結
11月 設楽悠太選手が寄居町初の町民栄誉賞を受賞
■ふるさと大使いま・むかし
▽女優 熊谷真実さん KUMAGAI MAMI
東京都出身。昭和54年、NHKの連続テレビ小説『マー姉ちゃん』で主役デビュー。同年、エランドール賞受賞。以後、舞台、テレビ、映画と数多くの作品で幅広く活躍。主な出演作に、映画『大病人』『さよならドビュッシー』、ドラマ『功名が辻』『渡る世間は鬼ばかり』
◎MESSAGE いつまでもそのままで。
寄居町にご縁ができたのは埼玉県を舞台に描き続けている島春迦監督の映画に出演させていただいてからです。
ロケで1カ月くらい滞在した私はいっぺんで好きになりました。風布近辺でのロケは私には仕事というより癒やしでした。
それから花輪前町長に初めてお会いしたとき「お願いですから水の湧き出る土地を探してください!」とお願いしたのは今でも忘れません。
目をつむればすぐにあの風景が浮かびます。日本の原風景、寄居町をいつまでも大切にしましょう。
▽シンガーソングライター 馬場俊英さん BABA TOSHIHIDE
寄居町出身のシンガーソングライター。平成8年にメジャーデビュー。平成19年大みそか『スタートライン〜新しい風』で第58回NHK紅白歌合戦に出場。CDのリリースやコンサートを中心とした音楽活動と並行して、ラジオDJやテレ玉の情報番組『マチコミ』でパーソナリティを務めるなど幅広く活動。
◎MESSAGE
昭和30年に当時の寄居町、折原村、用土村、鉢形村、男衾村の合併により今の「寄居町」が誕生し、令和7年で合併70周年を迎えられるとのこと。おめでとうございます。私は昭和42年に寄居町に生まれました。自然あふれる恵まれた環境で、今よりももっとおおらかな時代に少年時代を寄居町で過ごしました。当時を振り返ればすべてが懐かしく、耳をすませば町の雑踏に混じった家族や友人たちの声が聞こえてくるようです。故郷を離れて40年が経った今も、思い浮かぶさまざまなシーンが私の原風景となっています。街にも土地にもドラマがあると思います。往(い)く者、来る者。時代とともにすべてが代替わりしページがめくられていきますが、寄居町に新たな青春時代が訪れ、活気と幸せにあふれる未来がいつまでも続いていくことを願っています。私も微力ですがふるさと大使として発信してまいります!