健康 特集 介護の悩みや不安 誰に相談したらいいの?
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県宮代町
- 広報紙名 : 広報みやしろ 令和7年3月号
■4月1日〜高齢者相談センターが2拠点体制に
高齢者相談センター(地域包括支援センター)は、高齢者の生活上のお困りごとを解消し、必要なサービスにつなげるための総合相談窓口です。
4月から対象地域を北と南に分け、それぞれ1か所ずつセンターを設置して、より地域に密着した支援体制に変わります。
介護の悩みや、不安に思うことなど、さまざまな相談に専門知識を持ったスタッフが町民の皆さんと向き合います。
高齢者のお困りごとは、1人で悩まず、お気軽にご相談ください。
◆こんなときこそ相談ください!
◇こんなお悩みありませんか?
・自分や家族に、介護が必要になったらどこに相談すればいいんだろう?
・介護が必要になる前に予防したい
・認知症になったらどんなサービスをうけられるのかな?
◇私たち専門職がお手伝いします!
保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士
・お家を訪問してお話を伺います
・お体の具合や家庭の事情に沿ったケアプランを作成します
・認知症の相談や医療機関を紹介します
このほかにも、高齢者虐待や高齢者の人権や福祉に関することなど高齢者に関するお悩みにお答えしています。お気軽に高齢者相談センターへご相談ください!
◆お越しください!オレンジカフェ(認知症カフェ)
◇高齢者相談センターで認知症予防
高齢者相談センターでは、認知症の方や介護に不安のある方が気軽に集まり交流する場として、定期的にオレンジカフェを開催しています。
1月に行われたオレンジカフェでは、作業療法士の吉川さんが、認知症予防のための体操を指導。
チームに分かれ、お題の文字をチームメイトの背中に指で書いて、正しく伝えられるか競うゲームでは、「書き順が違うじゃない!」「当たると嬉しいね」と終始笑顔が絶えません。
吉川さんは、「みなさんの元気な様子を見ると僕も嬉しい。なかなか家を出る気になれない方でも、みんなと話すきっかけとなる空間をつくりたい」と語ります。
◇気軽にきっかけづくり
参加するきっかけの多くは、人からの紹介。参加者の武田さんは、「ケアマネジャーさんに紹介されて知りました。無料だし、笑って帰るだけだからお得なのよ」と笑顔で話します。
スタッフの平井さんは、「『顔を出すだけでも状況を変えるきっかけになる』ということを広めたい。まずは、認知症に不安を抱えている方だけではなく、いろいろな方が来てくださるのをお待ちしています。」と呼びかけています。
・体操の後はお茶菓子を囲みながら世間話に花を咲かせます。「通ってみたい介護施設があるの」「あなたは入所要件を満たしていないかもね」と自然に悩みが解消されていきます。
◇たのしい体操で介護予防!
4月から開講!
高齢者の方が、自宅でも運動を継続できるように、体力づくりのための簡単な体操教室を開催します。
日程等の詳細は直接お問い合わせください。
◆相談は、お住まいの地域に属する高齢者相談センターへ
いずれの施設も受付時間は8時30分〜17時15分(土・日・祝日・年末年始を除く)
◇北圏域 北高齢者相談センター
【電話】38・6155
住所:〒345-0801 宮代町百間1121-1(保健センター横)
対象地域:大字国納、大字和戸、大字須賀、大字西粂原、大字東粂原、字逆井、字百間、笠原1・2丁目、宮代台1〜3丁目、和戸1〜5丁目、学園台1〜4丁目、中央1〜3丁目、本田1〜5丁目
「圏域がわかれることによって、よりスピード感をもって支援をすることができると思っています。高齢者の皆さんが暮らしていく中で困ったことや悩みがあれば、まずは高齢者相談センターにご相談ください!」
◇南圏域 南高齢者相談センター
【電話】37・8153(4月1日〜)
※3月までは、社会福祉協議会(【電話】32・8199)へ
住所:〒345-0817 宮代町西原278(すてっぷ宮代内)
対象地域:字宮東、字金原、字山崎、字西原、字川端、字中、字中島、字東、字道佛、字姫宮、宮代1〜3丁目、川端1〜4丁目、東姫宮1・2丁目、道佛1〜3丁目、百間1〜6丁目
「社会福祉協議会の中に部署が1つ増えたと思っていただけるとわかりやすいと思います。社会福祉協議会がもっている様々な団体とのつながりを活かしてみなさんを支援していきたいです。」
問合せ:高齢者支援担当
【電話】34・1111 内線383、384