くらし 行政情報ハクモクレン18「退職(失業)したときは国民年金の手続きが必要」

日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の方は、国民年金か厚生年金いずれかの年金制度に加入しなければなりません。
厚生年金に加入していた方が退職したときは、厚生年金の第2号被保険者から国民年金の第1号被保険者への変更手続きが必要です。また、厚生年金に加入していた方の扶養になっていた配偶者は、国民年金の第3号被保険者から第1号被保険者への変更手続きが必要です。届け出を忘れると、障害年金や遺族年金などが受けられなくなることもありますので、届け出は忘れずに行いましょう。

■手続きに必要なもの
・退職日等がわかるもの(退職証明書、雇用保険被保険者離職票、厚生年金被保険者資格喪失証明書など)
・基礎年金番号が確認できる書類(年金手帳・基礎年金番号通知書等)またはマイナンバーカード(個人番号カード)

■電子申請で国民年金の手続き
これまで国民年金に加入される方は、年金事務所または役場年金担当で手続きする必要がありましたが、マイナポータルからスマートフォンにより簡単に電子申請ができます。
対象となる手続きは、お勤め先を退職した場合などの国民年金(第1号被保険者)へ加入する手続きのほか、国民年金保険料免除・納付猶予・学生納付特例の申請などが可能です。電子申請の利用方法については、日本年金機構ホームページで動画も公開しておりますので、ぜひご利用ください。

問合せ:
・年金担当(1階5番窓口)【電話】34・1111 内線318
・春日部年金事務所【電話】048・737・7112