くらし 三百年前より伝わる郷土の味 土気地区伝統野菜 土気からし菜

土気からし菜は、土気地区(旧土気町)の土気酒井氏の城跡を中心とする集落一帯で、三百年以上前から農家が種を守り、栽培を続けてきた貴重な伝統野菜です。
市内でも寒暖差が大きい土気地区で、冬の寒さに耐えて育つ土気からし菜は、特に辛みが強いと言われています。
土気からし菜や手作りの漬物は、例年1月から3月ごろのみ市内直売所やマルシェなどで販売されます。
土気の農家は、地域の食文化に根付いた伝統の土気からし菜を守り伝えるため、様々な活動をされています。

◆土気からし菜レディース
土気からし菜レディース(土気からし菜生産組合)は、土気からし菜の生産はもちろん、漬物教室の講師を務めるなどして地域の食文化を伝える活動も行っています。
現在7人1法人で活動していますが、土気地区で、土気からし菜の生産・出荷活動に参加してくれる生産者を募集しています。
土気からし菜レディースによる土気からし菜販売会は、〔本紙11面〕か、ホームページをご覧ください。
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◆土気からし菜粒マスタード
からし菜の種は、和からしの原料にもなるもので、土気からし菜は種もピリッと辛いという特徴があります。
千葉市食のブランド「千」認定品「土気からし菜粒マスタード」は、「土気からし菜伝統保存会」が守ってきた種を使った国産マスタードを製品化し、在来の味を伝えています。
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問い合わせ:農政課
【電話】245-5758【FAX】245-5884