- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県松戸市
- 広報紙名 : 広報まつど 2025年5月15日号
■新たな松戸市健康増進計画「健康松戸21IV(フォー)」が始まります
○令和7年度から令和18年度までの12年間の計画
本年4月、松戸市民の「健康」に関わる計画が改定されました。新たな計画では、「市民が主役!自ら取り組み、地域で共に支え合い、誰もが健康で心豊かに暮らせるまち〝まつど”」を基本理念とし、最終目標である「健康寿命の延伸」の実現を目指します。目標達成のため、特に健診(検診)受診、糖尿病予防、フレイル予防に取り組むこととされています。糖尿病予防、フレイル予防に欠かせない取り組み分野のひとつが「歯・口腔の健康づくりの推進」です。
○今後の歯・口腔の健康づくり
日本歯科医師会では平成元年から、80歳になっても自分の歯を20本以上残そうとする8020(はちまるにいまる)運動を推進しています。歯を失うと、よく噛(か)めなくなり、硬い食品を避けるようになります。すると、ビタミン・ミネラル・たんぱく質・食物繊維といった栄養素、肉・魚介類・果物といった食品の摂取が減少し、反対に炭水化物、穀類・菓子類などの摂取割合が増加して栄養バランスの崩れに繋(つな)がります。歯を失わないためには、虫歯と歯周病の予防に取り組む必要があります。家庭での歯みがきをはじめとするセルフケアと歯科医院で歯石を取るなどのプロフェッショナルケアの両方を行うことが効果的です。
松戸市では成人歯科健康診査を実施しています。本年度から対象年齢が18歳以上に拡大されました。年に1度、委託医療機関で無料歯科健診を受診することができますので、成人歯科健康診査をお口の健康づくりにお役立てください。松戸歯科医師会は、健康松戸21IVの理念を共有し、歯・口腔の健康づくりを推進します。
歯・口腔の健康づくりに関する指標
※後期高齢者の健康診査で使用される質問票において、嚙む力や飲み込む力に衰えが見られる人。
問合せ:(公社)松戸歯科医師会
【URL】https://matsudo.cda.or.jp