くらし 〔別冊〕市民活動特集/みどりと暮らす 国土交通大臣表彰受賞団体(1)

■みどりと暮らす
~松戸のみどりを育てる市民活動・ボランティア~
みどりは健康的で快適な生活を与えてくれるものです。市では、「みどり」とともに暮らす豊かさを実感するため、市民・企業・行政の3者が一体となり、みどりを育てるという理念を掲げています。今号ではみどりに関する市内の受賞団体やさまざまな活動を紹介します。

◇みどりの愛護のつどい
令和7年6月7日、秋篠宮皇嗣(こうし)同妃両殿下の御臨席のもと、第36回全国「みどりの愛護」のつどいが開催されました。全国各地より緑化関係者などが集まり、事例紹介や記念植樹を行うなど、盛大に開催されました。
次ページ以降では、同つどいで表彰された、「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰受賞団体と、千葉県都市緑化功労者知事表彰受賞団体を紹介します。

[国土交通大臣表彰受賞団体]
◆スミレ会
「雑草で覆われた歩道を四季折々の花々で彩り、道行く人の目を楽しませ、憩いの場を作りたい」との思いから、平成15年7月に花の植栽活動を始めました。さまざまな草花を組み合わせて常時10種類以上の草花が彩る花壇を作っています。今後も道行く人に楽しんでいただき、地域の憩いの場となるような花壇を継続できるよう取り組みたいと思います。

◆常盤平環境会議
常盤平けやき通りが平成6年に「新・日本街路樹百景」に選ばれたのをきっかけに、街の環境を見直していこうとの思いから平成7年に発足しました。四季折々の草花を植付け、常盤平地区が花いっぱいの潤いのある街になることを目指して活動しています。今後も活動を通して、常盤平地区の環境美化・緑化推進に貢献できるよう、活動を続けていきます。

◆松戸市地区環境美化組織連合会
昭和48年5月、環境美化に努める町会の相互の連絡・協調・連携の強化を図り、松戸市の快適な環境を推進することを目的に設立しました。松戸市のきれいな街づくりのため、50年以上継続して市内の緑地帯の整備や清掃、花の植栽などの環境美化活動の他、環境美化普及啓発のための広報誌発刊など、さまざまな活動に積極的に取り組んでいます。

◆西馬橋環境を守る会
都市化とともに水質汚濁が進んだ川に清流を取り戻そうと、平成5年に設立しました。河川清掃や年4回の花の植替え作業など、馬橋駅前花壇の整備を行っています。季節の花に加えて花の形・色・デザインなど、趣向を凝らし作っている花壇は、同駅を利用する多くの人に楽しんでいただいています。今後も住み良い環境維持などのため活動していきます。

◆松戸西部環境を守る会
平成7年に設立し、地域住民と連携して年4回の植栽の植替え作業と水やり、除草作業、周辺の清掃を実施しています。松戸西部地域の住み良い環境づくりのため、川の清流を保護するとともに会員同士の親睦を図り、ボランティア精神を育んでいます。また「地域リーダー」制を採用し、リーダー間の活発な情報共有をもとに、広範囲の花壇の整備、清掃活動にも効率的に取り組んでいます。