くらし 〔別冊〕市民活動特集/みどりと暮らす 国土交通大臣表彰受賞団体(2)

◆常盤平一丁目ひまわりネットワーク
高齢者の見守りグループとして平成13年に発足し、「ひまわり公園」にひまわりを咲かせたいという想いから花壇活動を始めました。月4回の活動日は会員でない人たちも参加し、コミュニケーションを取ることで花壇活動が地域の見守り活動の役割を果たしています。また地域の人たちがみどりに触れる機会を増やすことで、みどりの活動の推進にも努めています。

◆松戸里やま応援団
「松戸里やまボランティア入門講座」の受講生が立ち上げた14の里やま保全活動団体が、ネットワークを構成して連携を図るために組織した団体です。加入する各団体が各活動地で里やま保全活動に取り組むとともに、団体間で行う情報交換・共同作業、講習会や森を楽しむイベントなどを開催し、みどりの保全と森の価値の向上に努めています。

◆江戸川松戸フラワーライン実行委員会
平成7年から、地元町会や河川愛護団体をはじめとした地域の方々と、公募によるフラワーボランティアが市と「協働のまちづくり」として始めました。近隣保育園・幼稚園の園児が「フラワーキッズ」として大活躍するなど、多世代の方に種まきや草取りに参加いただき、江戸川河川敷に広がる約2haの花畑を、春はポピー、秋はコスモスの花畑として整備しています。

◆松戸宿坂川献灯まつり実行委員会
河川愛護精神の醸成とかつての伝統行事の復活を目的に、平成18年に発足しました。坂川の沿道約500mに河津桜並木を整備し、桜の管理と河川周辺の美化活動を行っています。平成18年から「松戸宿坂川献灯まつり」、平成22年から「松戸宿坂川河津桜まつり」を継続して開催し、みどりと歴史文化の継承に尽力しています。

◆六間川(ろっけんがわ)をきれいにする会
川の清流を保護し、松戸市全地域の住みやすい環境を保つことや、楽しく住みやすい街づくりを目的に、平成6年から活動しています。30年以上にわたり六間川桜並木花壇を近隣小学校・高校の児童・生徒と共同で整備する活動を続け、花壇では1年を通して四季折々の花が楽しめます。今後も河川愛護精神、ボランティア精神を育んでいきます。