- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県佐倉市
- 広報紙名 : こうほう佐倉 2025年8月1日号(1458号)
■あなたも参加してみませんか?景観の魅力を伝える取り組み
市では、より多くのかたに佐倉の景観に興味を持っていただけるように、『わたしが見つけた佐倉の景観』や『さくらの景観まちづくり賞』など、市民の皆さんが気軽に参加できる取り組みを1年おきに交互に行い、佐倉の景観の魅力を広く発信することにつなげています。
◆わたしが見つけた佐倉の景観
佐倉らしい、より良い都市景観を保全し活用するだけでなく、それらを次世代へ継承するきっかけとして、令和元年度以降、皆さんが撮影した景観写真を募集しています。
毎回たくさんの応募があり、これまでに計149 人、747 枚の応募がありました。応募写真は市のホームページや景観カレンダーへの掲載、市内施設への展示など、佐倉の景観の魅力発信に活用します。
▽多くの写真が撮られている場所 BEST3
1 佐倉ふるさと広場および印旛沼周辺
2 佐倉城址公園などの城下町地域
3 下志津・畔田谷津
「ふるさと広場や城址公園などの景観が人気ですが、他にも魅力的な景観があります!」都市計画課 小林 主事
◆さくらの景観まちづくり賞
地域の魅力ある景観づくりに貢献している建物や活動などを表彰することで、地域で暮らすかたがたが景観づくりに対して意欲的に取り組めるよう応援しています。
これまで受賞されたかたがたの建物や活動など、詳細は市ホームページ(右記)をご覧ください。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。
▽前回表彰された建物・活動
・建築部門 中尾余町個人宅
佐倉の土地で育った木を使う取り組みや、テラスから伸びる丸太の柱が周辺の景観に合っている点、温かみのある照明を使うなど夜の景観にも配慮している点が受賞の決め手となりました。
・建築部門 千成幼稚園 せんなり村
建物の高さを抑えた屋根の形、温かみのある色使い、開放感のある設計など、隣接する森や空の広がりにも配慮した環境づくりが高く評価されました。
・活動部門 佐倉里山支援28
佐倉市民カレッジ28期生の皆さんが中心となって実施する、竹林の整備、特定外来生物の駆除、小学校での学習会など、里山の自然景観を守り次世代へ伝えるための活動が表彰につながりました。
■周りの何気ない景観が、まちの「顔」になっていきます
都市計画課 野澤 主査補
景観は、一人ひとりの活動の積み重ねによって形成されるものです。それぞれの営みが調和し、まとまりを持つことで、地域らしさを感じられる、佐倉ならではの魅力ある景観が生まれます。
佐倉らしい景観づくりのためには、市民・事業者・行政がともに景観への意識を高めていくことが大切です。日々の暮らしの中で、景観に関心を持つ人が増えることで、佐倉の魅力はさらに深まっていきます。
また、佐倉の景観は、佐倉ふるさと広場のような観光地だけではありません。たとえば、稲穂の香りと青空が広がる田んぼ、木漏れ日が差す散歩道、たくさんの人でにぎわう駅の広場など、日々の暮らしの中にある何気ない日常の風景も、佐倉の美しい景観です。
前回の『わたしが見つけた佐倉の景観』では、新しい魅力ある景観を見つけるため、「お気に入りの暮らしの風景」といったオリジナルのテーマに沿った景観写真も募集しました。その結果、「みんなにあまり知られていない佐倉の景観を紹介したかった!」と、右の写真のような、その地域に住むかたがただからこそ知っている素晴らしい景観がたくさん集まりました。
こうした何気ない景観に今まで以上に目を向け、市民の皆さんとともに愛着や誇りを育てていきたいと思っています。
■Check!『わたしが見つけた佐倉の景観』写真を募集します!
今年度は、『わたしが見つけた佐倉の景観』写真を募集します!
携帯電話などで撮影した写真も大歓迎。市内のかたも市外のかたも、年齢問わずどなたでも参加可能です。あなたが知る「お気に入りの佐倉」を写真に収めてみませんか?
応募期間:9月1日(月)~11月7日(金)
※応募方法など、詳細はこうほう佐倉や市ホームページ(右記)で随時お知らせします
※二次元コードは、本紙をご覧ください。
「佐倉らしい、たくさんの魅力ある景観写真を待っているにゃん♪」
■佐倉の景観をより良くするために、市ホームページ ( 右記)でアンケート調査を行っています。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。
問合せ:都市計画課
【電話】484-6163