くらし 知ることから始めよう 世界アルツハイマー月間

毎年9月は「世界アルツハイマー月間」、9月21日は「世界アルツハイマーデー」と定められ、認知症のご本人や家族を支援する取り組みが行われています。
アルツハイマー型認知症は、正常だった脳の神経細胞が破壊されることで、脳が委縮するなど、誰にでも起こりうる病気です。
初期症状では、物忘れや判断力の低下が見られ、症状の進行とともに、新しいことが覚えられない、時間や場所の感覚がなくなるなど、日常生活にも大きな支障が出てくるようになります。
日本では高齢化が進むとともに、認知症と診断される人も増加しています。65歳以上の高齢者を対象にした令和4年度の調査では、認知症の人は約443万人と推計されています。
大切な家族や友人など、誰にとっても認知症は身近なものです。
認知症になっても安心して暮らせる社会をつくるためには、家族だけではなく、地域の皆さんの理解も必要となります。
最近、家族や近所の方の行動がおかしい、不安なことがある場合は、気軽にお近くの窓口にご相談ください。

■認知症に関する相談窓口
・市福祉総合相談センター【電話】7093-1200
・市福祉総合相談センター・天津小湊【電話】7094-5800
・市福祉総合相談センター・長狭【電話】7096-5711
・認知症疾患医療センター(東条病院)【電話】7093-6046

■一緒に学ぼう、認知症
◇市立国保病院「かもんカフェ」
日程:9月25日(木)
時間:午前11時30分から午後2時まで
場所:みんなみの里セミナー室
内容:「記憶の道しるべ」~かもんカフェで語る医師の話~をテーマに地域の活動紹介や国保病院医師による認知症講話、体力測定などを行います
先着50人

申し込み・問い合わせ:市立国保病院医療・介護連携支援室の渡邉さん
【電話】7097-2860

◇ウェルkamo介護予防教室
日程:9月27日(土)
時間:午後1時30分から3時40分まで
場所:ふれあいセンター2階コミュニティホール
内容:「認知症予防と食事・おくちの健康」についての講演、体組成測定、認知症チェックなどを行います
先着50人

申し込み・問い合わせ:一般社団法人ウェルネスポーツ鴨川
【電話】7096-6606