くらし 特集 9月1日は「防災の日」 日頃の備えが大切です

ID:36057
7月30日にカムチャツカ半島付近で発生した地震により、太平洋側に津波警報が発表され、市内でも多くの混乱がありました。災害はいつ訪れるか分かりません。災害から身を守るためには、自分の身は自分で守る「自助」が最も大切となります。9月1日は「防災の日」。各家庭で、大切な命と財産を守るため、日頃から防災対策をしておきましょう。

■対策01 最低3日、できれば7日分の備蓄を!
令和元年房総半島台風被害時には、停電が最長で2週間も続きました。災害発生直後はライフラインの復旧や支援物資が届くまでに時間がかかることから、日頃からご家庭で食料品や日用品を備蓄しておくことが大切です。
食料品は、消費期限が迫ってきたら新しいものを買い足して古いものを消費し、長期の備えをしましょう。

◇3日分の備蓄品ってどれくらい?
4人家族の場合

・水
1日3ℓ(・飲料水1ℓ・調理などに使用する水2ℓ) × 3日分 × 4人 = 36ℓ(2ℓのペットボトル18本)

・食料
3食 × 3日分 × 4人 = 36食

・お湯、または水で調理が可能なアルファ化米や乾パンも用意しましょう。
・カセットコンロがあれば食品を温めたり、簡単な調理をしたりすることが可能です。ガスボンベの予備も忘れずに。
・普段食べている缶詰やカップ麺、レトルト食品などを少し多めに買い置きしておき、普段使いをしながら、使った分を買い足す「ローリングストック法」がおすすめです。

・そのほか、トイレットペーパー、モバイルバッテリー、懐中電灯、ランタンなども準備しておきましょう。

■対策02 防災情報を収集しよう
ID:260

◇安全・安心メール
防災情報を受信するため、事前に登録しておきましょう。

◇ホームページ
安全・安心メールの内容が自動掲載され、そのほか重要なお知らせも取得できます。事前にウェブ版防災マップで危険区域や避難施設の場所などを確認しましょう。

■対策03 防災行政無線が聞きづらい方に「防災ラジオ」を有償で貸与
・1世帯に1台、有償(3,000円)で貸与します。2台目の申請はできませんので、ご注意ください。
・印鑑持参の上、市役所4階の危機管理課〔【電話】7093-7833〕または天津小湊支所、各出張所で手続きしてください。

■対策04 地震などの予期せぬ災害に備え津波避難訓練に参加を!
9月24日(水)、市内沿岸地域を対象に「津波避難訓練」を実施します。訓練は、10分以内に10m以上の場所に避難することを目安に実施します。午前9時1分の大津波警報のサイレンを合図に、近隣の学校や津波避難ビル、高台などに避難してください。当日、利用できる津波避難ビル・緊急避難場所は、左表のとおりです。日頃から、災害時にはどこに逃げるかなど、家族で話し合っておきましょう。

日時:9月24日(水)午前9時から
対象者:
・沿岸部にお住まいの方や勤務している方
・各小中学校、長狭高等学校、鴨川令徳高等学校、亀田医療大学の近隣に住む方
タイムスケジュール:
9:00 地震発生
9:01 大津波警報発表≪避難開始≫
9:10 避難完了≪津波到着≫
9:13 大津波警報継続
9:15 大津波警報解除≪各自解散≫
注意事項:
・津波避難ビルや緊急避難場所が近くにない場合は、周辺の高台(10m以上)へ避難してください。
・災害を想定した訓練のため「原則徒歩」で避難してください。
・自宅などを留守にする場合は、防犯上、必ず戸締りをお願いします。
・民間施設の津波避難ビルに避難する場合は、業務の都合により避難フロア(屋上・上階)に避難することができないこともあります。必ず各施設の担当者の指示に従ってください。
・当日は小雨決行。荒天で中止する場合は、午前8時30分ごろ防災行政無線と鴨川市安全・安心メールでお知らせします。

◇訓練当日に利用できる津波避難ビル・緊急避難場所

◇緊急避難場所

・市内小・中学校、公立認定こども園は、防災教育の観点から、全ての学校で訓練を実施します。

◇訓練当日に利用できない津波避難ビル

・上記の施設は津波避難ビルに指定されていますが、訓練当日は業務の都合により避難することができませんのでご注意ください。
※実際に津波警報が発表された場合は、ご利用できます。
・江見地区の方は、旧江見幼稚園に避難する訓練をしてください。

問い合わせ:危機管理課
【電話】7093-7833