- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県印西市
- 広報紙名 : 広報いんざい 令和7年10月1日号
■smileいんざい人
◇井上未唯奈(いのうえみいな)さん(SAGA久光スプリングス)
西の原小学校出身。小学3年生からバレーボールを始め、金蘭会高等学校(大阪府)時代には春高バレーで3位、インターハイ優勝に貢献。令和6年にSAGA久光スプリングスへ入団。世代別の日本代表にも選出され、U20アジア選手権で銀メダル、U21世界選手権でも銀メダルなどを獲得。
◆印西から世界へ!バレーボール女子U21世界選手権大会で銀メダル
佐賀県を拠点とする女子バレーボールの強豪チーム「SAGA久光スプリングス」で活躍している井上未唯奈選手は、印西市の出身。小学生の頃から松山下公園のスポーツフェスや市内のイベントにも参加し、さまざまなスポーツに親しんできたとのこと。「印西市は住みやすくて、人も温かくて、大好きなまち。離れてからもずっと心の支えです」と印西への愛を語ってくれました。
バレーボールを始めたきっかけは、お姉さんが中学校でバレーボール部に入部したこと。「私も!」と思い、市内のクラブチーム「印旛ヴィクトリー」の体験会に参加したその日から夢中になり、中学進学と同時に競技に打ち込むため、県外で寮生活を始めたそうです。
そして今年の8月、井上選手はU21日本代表として世界選手権に出場。ミドルブロッカーとして積極的なクイック攻撃で相手ブロックの的を絞らせず、準決勝のブルガリア戦では攻撃の起点として勝利に大きく貢献しました。決勝では強豪イタリアに惜しくもフルセットで敗れましたが、日本は堂々の銀メダルを獲得。井上選手は「世界の舞台で戦えたことは大きな財産。これからもっと成長していきたい」と次のステージを見据えていました。
また、目の前の目標は「SAGA久光スプリングスでの出場機会を増やし、チームのタイトル獲得に貢献すること。大同生命SVリーグで優勝したい」と意気込みます。
最後に、井上選手から皆さんへ「いつも温かい応援、本当にありがとうございます。その声や思いが私の大きな力になっています。これをきっかけに私のことを知って、応援してくださる方が増えたらうれしいです。佐賀の地でも印西魂燃やして頑張ります」とのメッセージをいただきました。印西から世界へ羽ばたく井上選手の熱い挑戦は、これからも続きます。