- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県富里市
- 広報紙名 : 広報とみさと 令和7年8月号
市では、「第2次富里市協働のまちづくり推進計画」に基づき、市民・地縁による団体・市民活動団体・事業者・市による、まちづくりを進めています。
令和6年度の取組について、市民や有識者からなる富里市協働のまちづくり推進委員会から、意見の取りまとめがありましたので、主な内容をお知らせします。
※意見の全文は、市公式ホームページをご覧ください。
■協働のまちづくり推進委員会からの意見
▽〔総括〕協働のまちづくりの精神が存分に発揮された年度になった
第2次協働のまちづくり推進計画(改訂版)の3年目を迎え、協働のまちづくり推進委員会で挙げられた意見を基に取組の見直しが図られています。市民目線での柔軟な発想により、既存の制度やツールが更に市民にとって使いやすく有益なものになるなど、まさに市民と行政がともに手を取り合って、地域社会をより良くしていくという協働のまちづくりの精神が、存分に発揮された年度になったと思います。
今後も、本市が持続可能なまちであるために、20年後30年後を見据え、官民産学全てが一体となったまちづくりを推進していただければと思います。
▽〔活動の醸成支援〕研修に積極的に派遣・参加を
サポートセンターへの相談件数が年々増加していることは、市民、地域に存在が定着し、頼りにされているということです。今後も情報発信を通じて、より多くの市民からの相談に対応していただきたいと思います。
今後、より一層サポートセンターの機能を充実させていくため、コーディネーターの経験値を高めるとともに、研修などに積極的に派遣・参加し、情報収集に努め、支援力を引き続き強化していただきたいと思います。
▽〔情報の提供・共有〕富里の魅力をさまざまな場面で調査を
サポートセンターのFacebookやInstagramなどのSNSで、積極的に配信していることは評価できますが、市のホームページも充実させることが大切だと思います。SNSとホームページをリンクさせ、続きを見たくなるように誘導する工夫も必要です。
「魅力発信の検討・創設」については、広報情報課や商工観光課と連携しながら市内外に発信していただければと思います。どのような部分が富里の魅力なのか、さまざまな場面で調査していただけると、発信する側も方向性が明確になると思います。
▽〔市の推進体制〕多面的な効果を持つ円卓会議の内容の工夫を
庁内の連携を意識して、若い世代の職員に対しても研修などを通じて、協働意識の醸成に努めていただければと思います。
誰でも参加できる「円卓会議」は、市民がまちづくりに関心をもつ機会となったり、異分野・異世代・異業種の交流の促進や地域課題を共有する場となったりするなど、多面的な効果を持つと考えますので、令和7年度は「円卓会議」の内容を工夫して、開催する方向で調整していただくことを望みます。
問合せ:市民活動推進課
【電話】93-1117