くらし 有害獣防護柵の購入を補助します

有害獣による農作物被害に早急に対応するため、農業者が購入、設置する防護柵について、次のとおり補助します。

●補助要件
1.市内に住民登録があること。
2.一か所あたりの防護柵の総延長が、150メートル以上あること。
3.防護柵の設置が令和8年2月末日までに完了するものであること。
4.防護柵は、市内に本支店があり、店舗居住地の領収書が発行できる事業者から購入すること。
5.購入、設置は各自で行うこと。
6.他の補助事業との併用はできません。
※過去に国・県・市の補助を受けて設置したのち、耐用年数が経過していない農地への設置には原則補助できませんが、新たな獣種に対応するため防護柵を追加する場合はこの限りではありません。(例:イノシシ用防護柵の上部にサル用防護柵を追加するなど)

●補助内容
基準単価の2分の1または材料費の2分の1のどちらか低い額を補助。

●申込方法
計画書用紙は農林水産課窓口などにあります。
防護柵を購入、設置する前に必ず計画書をご提出ください

■もしイノシシ・サルに出会ってしまったら…
・近づかない!
・刺激しない!
・静かに立ち去る!
イノシシは本来、臆病な動物なので、何もしない限り襲ってくることはほとんどありませんが、急に動くと驚いて襲ってくることもあります。特にウリ坊(子イノシシ)を連れたメスは、子を守ろうとするため、注意が必要です。

サルにエサを絶対、与えないでください。人間が餌を持っていると学習し、近寄ってくるようになります。また目を直視すると威嚇してくるため、目をそらし、後ずさりして、ゆっくりとその場を離れましょう。

市街地にイノシシ、サルが出没したときは、すぐに館山警察署(【電話】23-0110)、県安房地域振興事務所(【電話】22-8711)、または農林水産課(【電話】33-1071)にご連絡ください。

■マダニに注意!!
近年、市内の山林においてマダニの増加が見られます。特に春から秋にかけて活発に活動しますので、草むらや藪の中に入る際は、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用し、肌の露出をできるだけ減らしましょう。
また、マダニが生息している可能性のある場所から戻る際には、衣服や体にマダニが付着していないか確認するようにしてください。
もしマダニに噛まれてしまった場合は、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が体内に残り、化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまう可能性があるので、医療機関(皮膚科)で処置して貰ってください。
マダニは感染症を媒介しますので、医療機関で処置した後も、数週間は体調の変化に注意しましょう。

問合せ:農林水産課
【電話】33-1071