子育て 市長とのふれあいミーティング

■未来に向けて みんなでつくろう! 住みたい・住み続けたいまち
3月24日、市長室で「県立大網高等学校 食品科学科」(以下「大網高校」)の皆さんと、群馬県中之条町産のリンゴを使用した「りんごジャム」作りをテーマに、ふれあいミーティングを行いました。

○姉妹町のリンゴ農家を応援
昨年の市産業文化祭にて、本市と姉妹町の関係にある群馬県中之条町産のリンゴの出荷量がカメムシの食害で減少していると知った生徒たちが、農家を応援しようと力を合わせ、同町産の「ふじ」を原材料にジャムの商品開発を行いました。被害果の活用で廃棄量を削減するだけでなく、加工で発生する皮や芯などを肥料に使用する、環境にもやさしい取り組みとなります。両市町の絆を深める友好の「りんごジャム」は、ふるさと収穫祭などでの販売を目指します。

○加工実習でジャム作り
実習では、120kgの「ふじ」から、食害部分の除去や水飴、砂糖を加えて煮るなどの工程を経て、約400個のジャム瓶詰を製造しました。

○瓶を彩るラベルデザイン
高校生国際美術展で県知事賞を受賞した美術部卒業生(制作当時3年生)が、本市の海と中之条町の湖や山をイメージし、ラベルをデザインしました。

▽大網高校
食品科学科では、ジャムやパン、味噌などの食品製造を学び、市産業文化祭などに出店し、イチゴジャムなどを販売しています。人気商品のイチゴジャムは、収穫から製造まですべて自校で行います。

問合せ:大網高校
【電話】72-0003