子育て 部活動の地域展開～休日の部活動が変わります!～

休日の学校部活動
中学生のスポーツ・文化芸術活動を社会全体で支える仕組みに変えていきます。
→地域クラブ

スポーツ庁を中心に、学校部活動の在り方が検討されるようになり、「休日の部活動」を「地域や民間」に移行する取り組みが進められています。国や県では、令和5年度～7年度の3年間を「部活動地域展開改革推進期間」と位置づけ取り組みを進めています。
町では、令和8年度の地域展開を目指し実証事業に取り組んでいるところです。

■なぜ、休日の部活動を地域クラブ化していくの?
▽ニーズの多様化
「もっとやりたい」「強くなりたい」「やりたい部活動がない」「楽しみたい」など生徒が望む活動や専門性の高い指導が求められるようになっている。

▽教師の負担
・学校規模の縮小に伴う教職員数の減少
⇒一人顧問の部活動が増加
・部活動による時間外勤務の増加
・未経験分野の部活動指導

▽新しい中学生のスポーツ・文化芸術活動の仕組みの構築
[平日]⇒学校部活動
指導者：教師(顧問)
活動場所：学校の施設
参加費用：無料
※登録料や大会参加費などは個人負担の部分がある

[休日]⇒地域クラブ活動
指導者：地域や団体所属の指導者
活動場所：学校や公共施設など
参加費用：令和7年度は、町が負担
※スポーツ安全保険加入料、公共施設使用料などが必要な場合がある。

■これまでの取り組みと今後の予定
[令和6年度]
・実証事業の開始
卓球部、男子バレーボール部で実施
[令和7年度]
・実証事業の拡大
指導者、受け入れ団体が確保できた部で実施
[令和8年度]
・休日のクラブ化
部活動の休日活動を地域クラブとして実施

▽令和7年度の取り組み
・休日の地域クラブ活動は、練習(専門的な指導者の技術指導)が中心となります。
・地域クラブへの加入は、原則として平日の部活動と同じものとします。活動への参加各ご家庭の判断となります(参加希望者は、参加申込書および保険加入が必須)。
・大会やコンクールなどは、学校部活動として参加します(学校で登録や申し込みを行い、引率も顧問の先生が行います)。

▽今後の課題
・指導者や受け入れ団体の確保(指導者講習などの研修を受けた指導者、団体)。
・休日クラブ活動への参加の在り方。
・生徒の保険加入料のほか、指導に対する謝礼や施設使用料などの家庭負担。
・休日の練習試合や大会参加の在り方。
・地域クラブの統括、管理。
・学校部活動との調整、連携。

問合せ：教育課学務指導班
【電話】33-7716