- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県多古町
- 広報紙名 : 広報たこ 令和7年11月号
皆さまは「地域おこし協力隊」という制度をご存じでしょうか。「地域おこし協力隊」は、都市部から地方へ移住し、自分の特性や能力を生かしながら、その地域を活性化するための活動を行う国の制度です。任期は3年で、将来的にはその地域への定住を目指します。報酬や活動費はすべて国の財政支援、つまり国から支払われています。
多古町では、現在19人の「地域おこし協力隊」の隊員が活動していますが、全国の自治体の中には、70人を超える隊員がいる地域もあります。多古町の隊員は「観光・商品開発・公共交通・町PR・教育・スポーツ振興・空き家活用・農業」など、さまざまな分野で活動し、どの隊員も「町を元気にしたい」「町を盛り上げたい」という熱い思いを持っています。
隊員の中には、自らの活動とともに地域や町の各種団体の役員をしたり、祭りの担い手として参加したりしている人もいます。昨年度の任期終了者4人のうち、2人がその後も多古町に住み、それぞれ新規就農や森林整備に取り組むなど、地域の一員として活躍しています。また、他2人も町内イベントの企画・運営や観光まちづくり機構の職員として、多古町のために尽力しています。
今後とも、「町の課題解決・地域活性化」に取り組んでいる隊員たちにご声援をお願いいたします。
