- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長生村
- 広報紙名 : 広報ちょうせい 令和7年8月号 No.562
長生村長 小髙陽一
8月に入りました。夏まっ盛りです。と言っても、この文章は7月1日に執筆しているので、本当のところはわかりませんが。
さて、6月号で皆さんにお願いしたふるさと納税ですが、今年度4月が5千万円弱、5月が8千万円弱、前年度同月比で9千700万円の増と好調です。原因は返礼品の「お米」で、幸い在庫があった6年産米と今年の米の予約に集中しました。さすがに備蓄米の放出で6月は落ち着きましたが、それでも昨年度の倍近くになっており、今年度目標の5億円に一歩近づいています。
それにともない、5万円以上寄付された方への「村長のお礼の電話」も、4月が280件、5月が400件と残業続きのうれしい悲鳴となりました。
ただ、このお礼の電話の受け止め方も人それぞれで、6月分の電話には賛否両論の返信メールをいただきました。
6月25日神奈川県の女性「仕事中で忙しく非常に迷惑です。お礼の電話は不要ですので次からはかけてこないでください」という厳しいものでした。
一方その5日後、名古屋市の男性からは「びっくりしました。政治家の方はマスコミの取材や感謝状の贈呈など張り切って行われますが、自分の票に結びつかないことには…というイメージを持っていたところ、村長からお礼の電話をいただき恐縮しております。いろいろな自治体へ寄付しておりますが初めての経験でした。長生村のますますの発展を祈っています」とこちらは心が救われました。
今後は、謝意をどのように伝えたらよいか、対策を考えています。