- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長柄町
- 広報紙名 : 広報ながら 令和7年5月19日号(NO.512)
■本吉敏子議員(一問一答方式)
1.聴覚補助機等の積極的な活用と支援と行政における活用について
問:議員
役場窓口等への骨伝導イヤホンの導入について伺いたい。
答:町長
窓口対応についてはゆっくり会話したり、筆談を用いてのコミュニケーションなどを用いて対応に努めているが、試験的に骨伝導イヤホンを一組購入し、利用状況や利用実績により今後の導入可否を見極めていきたい。
問:議員
聴覚補助器の購入費用の助成制度の創設について伺いたい。
答:福祉課長
国の支援策に上乗せする制度設計を行うことなどにより独自の施策として住民サービスの向上を図ることが求められているが、現時点では助成制度の導入は考えていないが、関係機関を通じて国に要望を出していきたい。
2.森林整備業について
問:議員
本町の取り組みについて伺いたい。
答:町長
今年度、本町では六地蔵地区において、サンブスギ林合対策事業を活用した森林整備事業を実施している。また同組合による「造林・保育事業」が山之郷と上野の2地区で、「竹林拡大防止事業」が刑部、辺田と三沢の3地区で、実施されている。加えて里山保全活動に取り組んでいる組織が大津倉と刑部地先で2団体が活動している。
問:議員
町の粉砕機の貸出しについて伺いたい。
答:産業振興課長
ほだ木粉砕機は、都市農村交流センターに設置し、竹炭づくりの際に利用されていたが現在は故障により稼働できない状況となっている。
問:議員
森林整備と木材の有効活用を推進するため町が竹の粉砕機、樹木の粉砕機を購入し貸出しをして森林整備を推進できないか伺いたい。
答:産業振興課長
町内の民間施設がありリースも行っているので利用検討していただきたい。
3.教育現場におけるICT教育について
問:議員
学校現場におけるパソコンを活用した教育プログラムの成果ついて伺いたい。
答:教育長
ICT機器を活用しことにより、一人一人の能力に応じた学びが実現されている。
問:議員
指導に当たる教員の理解度やパソコンの操作、アプリの理解度など教員の人材育成について伺いたい。
答:教育長
各学校には町雇用のICT支援員が月に2回来校し、全職員でICT等を用いた児童生徒個々の学習状況の管理と活用ができるようサポートを担っている。教員の人材育成については、必要に応じて校内研修を行っている。
問:議員
指導に当たる教員への定期的なICT研修会などの参加について伺いたい。
答:教育長
経験年数における研修においてICTの内容が盛り込まれている。今後も積極的に研修を積むことを推奨している。
問:議員
臨時休校で学校に行けなくなった場合、リモートによる授業が速やかに行えるような体制が整われているのか伺いたい。
答:教育長
学級閉鎖や不登校児童生徒の対応においてリモートは有効である。過去のリモートにおける実績として、長柄中では授業をリモートで受けた生徒もいる。
※ICTとは、情報技術、またはそれらを利用したサービスや産業の総称
4.町長の「子育て千葉県一」について
問:議員
町長の「子育て千葉県一」の今後の構想について伺いたい。
答:町長
新年度から五歳児検診の事業化や子育て支援金、各種施策を継続していく。新たに子供家庭センターを中心とし、子供が安全に暮らせる環境づくり、安心して子育てができる町を目指していく先に、「子育て千葉県一」があるものと考えている。