- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県長柄町
- 広報紙名 : 広報ながら 令和7年8月19日号(NO.515)
■宮坂陽一郎議員(一問一答方式)
1.庁舎の空調設備等の入替えについて
問:議員
庁舎の空調設備等の一部が故障とのことで今期5億円を超える予算を組んで全空調設備を入れ替えようとしているが、故障箇所のみを修理交換等で対応した場合の予算額を伺いたい。
答:町長
現在役場内の空調設備は築二十数年経過し、約半数の執務室で機能が停止している。設備の老朽化、部品の供給も終了のため、現在稼働している箇所を含め取替えを行うものである。
省エネ設備の導入による脱炭素化の推進に関わる財源が本年最終年度となることもあり、36%補助金を使い実施するものである。
議員
当初から修理等は想定しない形で、見積りすら取っていないと理解した。子育て支援、人口減少、移動手段の確保などが優先されるべきと考えるが、庁舎の空調が他の施策よりも優先するというお考えと受け取った。
2.道路愛護一斉作業と町の関係に関して
問:議員
道路愛護一斉作業と町の関係について伺いたい。
答:町長
道路愛護一斉作業は、道路愛護の精神に則り、自分たちの利用する道路は自分たちで維持・補修するという共助の精神から、自治会単位で組織されている道路愛護会が主体となり実施しているものと認識している。
問:議員
町ホームページに道路愛護一斉作業の基本日程や道路愛護奨励規定が掲載されており、町主導と誤解されるので削除いただきたい。
答:建設環境課長
実施の有無や作業時期については各道路愛護会で決定可能である旨ホームページを改正させていただく。
3.防災対策の進捗状況に関して
問:議員
(1)要援護者に対する避難支援手順の進捗状況に関して伺いたい。
答:町長
6月24日実施の避難行動要支援検討協議会において最終案が策定され、町はその計画に基づきモデルケース地区を選定し、手法等を共有しつつ、同計画を町全体に拡充していきたい。
問:議員
いまだに手順すら決まっていないのは後退しているといわざるを得ない。遅すぎる。
(2)水害被害に対する予防対策の状況を伺いたい。
答:総務課長
町が管理する普通河川は、いずれも県管理河川に接続し、一宮川水系に関しては千葉県が浸水被害に対応する事業を実施している。また、町から県に要望し、豪雨時冠水注意看板を設置した。また広報や町ホームページ、防災メールでも増水した水路に近づかない、冠水した道路に入らないなどの命を守るための啓発を実施中。
問:議員
冠水注意だけでは通行可能か否か判断ができない。センサーを置くなり、定期的に水位を測り、場合によっては人が立って注意喚起をするなり、コーンで通行止にするなりする必要がある。
また昨年、町長と担当課長で浸水被害現場を視察し、町民の声を聴いていただいたが、その際にせめて土嚢だけでもという要望に対しても対策が一切取られていない。川や道路脇の側溝の堆積物を取り除いたり、水路やのり面に生えた草の伐採が効果的だということは近隣市町村で実践済みだがそれもいまだ一切対策が取られていない。
答:総務課長
危険かご判断いただくのはご自身。冠水しているところには入らないという周知をかねてからしている。
4.高齢者の移動手段について
問:議員
高齢者移動手段の対策と進捗状況について伺いたい。
答:町長
特に75歳以上の町内無料移動支援について7年度中の実証実験開始に向けて、細部の調整を行っている。9月議会には必要な予算の計上をしたいと考えている。
議員
かねてより優先課題として挙がっているのに決めるのが遅すぎる。
その他の質問事項
米のブランド化を進める理由と進捗状況について