- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都千代田区
- 広報紙名 : 広報千代田 令和7年(2025年)11月5日号No.1651
■千代田区社会福祉協議会会長、千代田区観光協会理事などの要職を歴任された田邊惠三氏が名誉区民※に
10月16日の第3回区議会定例会継続会で、田邊惠三氏に対する名誉区民選定の議案が可決され、同日付で選定されました。
田邊惠三氏は、平成23年から令和5年までの12年間、千代田区社会福祉協議会会長を務め、地域福祉の推進に大きく貢献しました。特に、高齢者福祉拠点「かがやきプラザ」の整備に際し、九段坂病院の誘致や医療・介護連携体制の構築に尽力し、地域包括ケアシステムの深化に寄与しました。また、施設内の閲覧室や屋上テラスの整備に私財を投じ、さらに、地域交流を促進する「ふれあい福祉まつり」を推進し、福祉活動の裾野を広げました。
加えて、平成23年から令和6年まで13年間、千代田区観光協会理事として観光振興に尽力し、地域資源を活用したイベントや情報発信を通じて地域経済の活性化に貢献しました。
さらに、千代田区日中友好協会理事長、会長として国際交流を推進し、文化・教育・経済分野での交流を促進し、また、東京商工会議所千代田支部の活性化にも寄与しました。その他、共同募金活動や盲導犬協会への支援、中国雲南省での希望小学校寄贈など、国内外で幅広い社会貢献を行いました。
これらの長年にわたる社会福祉、商業・観光、国際交流への貢献は顕著であり、名誉区民に選定されました。
・田邊惠三(たなべけいぞう)氏
昭和10年5月6日生(90歳)
[略歴]平成23年5月~令和5年6月
(社福)千代田区社会福祉協議会会長
平成23年5月~令和6年8月
(一社)千代田区観光協会理事
※名誉区民とは、区に長く住み、公共の福祉の増進または学術等の進展などに功績があり、区の誇りとして尊敬される人に贈られる称号で、遠山景光氏、大島義愛氏、加藤清政氏、西郷之厚氏、木村茂氏に続いて6人目になります。
