- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都新宿区
- 広報紙名 : 広報新宿 令和7年9月5日号(第2510号)
認知症の正しい知識を持ち、身近に認知症の方がいたときに温かく見守る、ちょっとした手助けをする人を認知症サポーターといいます。
■認知症サポーターになるには
地域での支え合いの輪を広げるため、認知症の正しい知識や対応方法を学ぶ認知症サポーター養成講座(90分程度)を開催しています。修了した方にはオレンジリングと認知症サポーターカード(本紙右写真)をお渡しします。
※小・中学生向けの講座(45分程度)もあります。
▼ロバ隊長
「認知症サポーターキャラバン(★)」のマスコットです。キャラバンの隊長として、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」への道のりの先頭を歩いています。ロバのように急がず、しかし一歩一歩着実に、キャラバンも進んでいきます。
★認知症サポーターを全国で養成し、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指す取り組みです。
■認知症サポーター養成講座に参加しよう!
日時・期間:10月2日(木)午後2時~3時30分
会場・場所:リハビリホームグランダ神楽坂(水道町1-3)
対象:区内在住・在勤・在学の方、30名
問合せ:榎町高齢者総合相談センター
【電話】5312-8442【FAX】5312-8443
日時・期間:10月7日(火)午後1時~3時
会場・場所:柏木高齢者総合相談センター(北新宿3-27-6、北新宿特別養護老人ホーム(かしわ苑)内)
※かしわ苑とデイサービスの見学もできます(感染症等の影響で見学が中止になる場合あり)。
対象:区内在住・在勤・在学の方、15名
問合せ:同センター
【電話】5348-9555【FAX】5348-9556
日時・期間:10月31日(金)午後2時~3時30分
会場・場所:戸塚地域センター(高田馬場2-18-1)
対象:区内在住・在勤・在学の方、20名
問合せ:戸塚高齢者総合相談センター
【電話】3203-3143【FAX】3203-1550
〔共通事項〕
申込・申請方法:9月8日(月)から電話かファックス(「はがき・ファックス等の記入例」のとおり記入)で問合せ先へ。先着順。
■interview認知症サポーターの声
○僕は介護職に就いているのですが、サポーターとしての活動は新たな学びがあり、認知症への理解が深まりました。若い方も積極的に参加してほしいですね。
祖父の晩年の様子を目にし、介護の道に進むことを決意。訪問看護事業所を自ら立ち上げ、介護分野に力を注いでいます。
○養成講座を受講したことで、認知症に対する不安や誤解がなくなりました。今では周りの方に、さりげなく手助けができるようになったと実感しています。
本業はマンションのコンシェルジュ。養成講座で得た知識を、住民の方とのコミュニケーションにも役立てています。
○認知症の症状だけでなく、相談先や支援体制についても知ることができました。知識を得たことで、心の準備や予防のための行動もスムーズにできそうです。
今年初めて養成講座を受講。認知症の母親との関係性を「これからもお互い笑顔で」と前向きに捉えられるようになりました。